![]() |
ブログ口コミから、消費者の本音を浮き彫りに!
9大商業施設ブログ口コミ調査レポート「ブログレーダー」 ― 2007年3月発刊 ご注文はこちら ―
■「行った」「買った・食べた!」「驚いた!」「大満足」「がっかり」が浮き彫りに「うわ~すごい広さ!アドレナリンが出ているのがわかった。」「行列が1時間待ち!店頭のパフォーマンスが楽しかった。並んで正解!超美味しかった。」「クリスマス前なのに写真を撮るスポットが少なくてがっかり・・・。」等々。 ブログ書き込み調査レポート「ブログレーダー」は、このような消費者の生の声があふれるブログの書き込みを、ショッピング・センター、大型専門店を対象に収集・調査・分析したレポートです。 ■口コミの質・量の変化を追跡開業ラッシュで、今後ますます戦略的なマーケティングがもとめられる大型商業施設。本レポートは、2006年~2007年にかけてオープンしている次の9つの施設についてのブログ書き込みが、開業前・開業直前・開業直後・開業後の4フェーズにおいて質と量でどのように変化するかを分析し比較しています。(調査方法詳細はこちら)
■独自の調査手法による30項目のパワフルな分析調査の方法は、数百万件におよぶ主要ブログサービスのブログから、これらの商業施設について自発的に書き込んでいるブログを商業施設名のキーワード指定により収集し、その中からフェーズ毎に最大で200件ずつのブログをサンプル抽出。今回、トータルで3,625件のブログの1つひとつについて、以下を含む30項目にわたり分析を実施しました。 <目次>
<調査項目> Ⅰ 書き手(ブロガー)のプロファイル
Ⅱ 口コミタイプ別件数推移 Ⅲ 口コミ項目分析
Ⅳ 口コミ評判・好感度分析
Ⅴ 口コミビジュアル表現分析
Ⅵ 口コミコミュニケーション分析
Ⅶ 購買行動分析
Ⅷ 5つの指標によるレーダーチャート総合評価 ■専門家の「目視」による徹底した情報抽出分析作業は、マーケティング調査の専門家グループが500時間余りを費やし「目視」により行いました。「目視」だからこそ、ブログの書き手(ブロガー)ひとりひとりの書き方や言葉遣いの特徴をとらえ行間も読みこみむことができました。これによって、”驚き””感動”や”怒り”の具体的な要素について消費者の本音の核心部分を吸い上げることができました。
■わかりやすく、即アクションに結びつく情報をレポートマーケティング担当者がすぐに戦略立案に役立てることができるよう、それぞれの調査結果について、結果から読み取れる傾向をまとめています。調査はしたけれど、「だからどうした?結局現場では何をすればいいの?」とお悩みになることはありません。 ■ブログ口コミ誘発のしかけづくり、ブログマーケティングの手引きとして「多くのブロガーに自社サービスのことをよく書いてもらいたい・・・」こう考える企業は少なくないでしょう。ブログへの書き込みがほかの生活者に与える影響力が確実に高まっているからです。しかし、どうすれば生活者が自発的に口コミを発するのか。このメカニズムは実際のブログの口コミを調査することで解明されます。生活者はどのようなときに感動・満足し、怒り、ブログで発信したくなるのか、その時何を書き込むのか、写真や動画をどのように用いるのかを知ることが重要です。 本レポートでは、購買意思決定時の”驚き”や”感動”が口コミの原動力になっていることをとらえました。物が動く前には、必ず心が動きます。「買った」「食べた」「遊んだ」という消費行動は多くの場合とても感情的・衝動的に行われます。驚きや感動は「自分が予想していたものと違う」または「自分の予測を裏切られた」というギャップから起こります。生活者は前もって抱いていた「イメージ」や「概念」を裏切られたことで、対象に対する新鮮さや興味が猛烈に喚起され、消費行動に走りやすくなります。また、この時の気持ちの高揚はブログにストレートに書かれやすく、さらに、これを読んだ読者に対して「自分も同じ経験をしてみたい」と思わせる影響力を持ちやすい。つまり、企業がこのような気持ちの高揚を生活者に起こすことができれば、効果的な口コミが誘発されことになるのです。分析結果から、口コミを起こす気持ちの高揚にはいくつかのパターンがあることもわかります。 本レポートでは、生活者の”驚き”や”感動”の口コミ要素を切り取って分析し、口コミ誘発のための方向性を具体的に導き出しています。ブログ口コミ対策のプランニングの手引きとして本レポートを是非ともご活用ください。 ■目は口ほどに・・・? 消費者の感動が分かるフォト掲載分析1枚の写真は、読者に対して数十行の文章に匹敵する強力な「伝達力」を備えています。 ブログ内の写真は、消費者の目線や驚き・感動そのもの。商業施設に行って何に感動し、どこを切り取ったのか、ブログは的確に教えてくれます。本レポートでは、フォト掲載率、ブログ1記事当たりフォト掲載枚数の分布、フォト内容に関し施設別、期間別に集計。「効果的な口コミを誘発するヒント」としてこちらもご活用いただけます。 ■否定的、不満足の書き込みは、課題の発見に有益ブログには、不満を感じたときの思いがストレートにぶつけられたり、否定的なニュアンスの書き込みがされることもあります。これらの書き込みは、課題の発見や気付きにくい消費者の視点の発見を促し、オペレーションの改善につながります。 ■これまでの市場調査との違い ~ 購買意思決定時の「サプライズ(おどろき)」や「感動」をキャッチ物が動く前には、必ず心が動きます。「買った」「食べた」「遊んだ」という消費行動は、とても感情的・衝動的に行われる場合が多いものです。 従来型のグループインタビューやアンケート調査など企業の質問を軸に進める「企業主導型」の調査では、あらかじめ質問テーマが与えられることにより、調査協力者(パネラー)が問題意識を先に持ってから回答するため、その答えは理性的・客観的な感情の時に、導き出されていることが多いものです。従って、得られた結果が一般世論と乖離することもしばしば見受けられました。 これに対し、ブログ書き込み調査は、消費者の自発的な書き込みをもとに行う「消費者起点型」の調査であるため、消費者が購買意思決定を下すときの自発的な「サプライズ(おどろき)」や「感動」などの「感情の動き」をしっかり捉えることができます。「購買意思決定時の感情の動き」をとらえることは、企業の売上増に向けてのひとつの大変貴重な知見の引き出しにつながります。この意味で、ブログ書き込み調査は、マーケットリサーチ分野に新しい道を切り開くことが期待されます。 ■もはや無視できないブログの影響力総務省の発表によるとブログの書き手(以下、ブロガー)は延べ868万人(2006年3月末時点)に登り、ブログが消費者のライフスタイルに浸透していることを伺わせます。ブログには多くの消費者が関心事やライフスタイル、製品への期待や生々しい評価について本音を自発的に書き込み、不特定多数の読者に向けて発信しています。日本広告主協会のWeb広告研究会が2007年2月に発表した調査結果では「家庭のパソコンを使ったサイト閲覧時間の約4分の1が、CGM(のブログなど消費者参加型サイト)である」ことも明らかになっており、書き込み内容が他の消費者に与える影響力と情報伝播力は無視できないものとなっています。ブログ書き込み調査はこの意味でも、今後のマーケティング活動において極めて有効と思われます。 ※「ブログレーダー」調査レポートは、ブログマーケティングに実績のあるレッドクルーズと、顧客マーケティングを専門としマーケティング・データ分析において100社を超える実績を持つインスティルが共同で提供しています。
|
|
|