クラウド・クライアント・コンピューティングを提唱するワイズテクノロジー株式会社(東京都千代田区、日本法人代表 松浦 淳)は本日、低消費電力を維持しつつ高パフォーマンスを実現した最新型シンクライアントである新シリーズ「Wyse D class」を発表します。
Wyse D classシリーズは、デュアルコアを搭載して性能向上を図ると共に、高解像度マルチメディア、音声およびビデオ機能に対応、稼働中の消費電力を9.2ワットに抑え、エネルギー効率を向上しています。Microsoft Windows Embedded Standard 7対応の「Wyse D90D7シンクライアント」およびMicrosoft Windows Embedded Standard 2009対応の「Wyse D90DWシンクライアント」を本日より発売します。
新たなWyse D classは、Citrix、Dell、Microsoft、およびVMware仮想化環境における業務の利用に最適です。アプリケーションプロファイルを自由に変更してカスタマイズすることができ、マルチメディアサポートのための豊富なI/Oインターフェースにより、音声、ビデオ、グラフィックスのコンテンツをユーザーは自由に活用できます。Wyse D classはエンドユーザーに選択肢を提供すると同時に、ミッドマーケットおよび大企業向け柔軟なネットワーク構成、周辺機器コネクティビティ、OSおよびストレージオプションを実現しつつ、IT部門の管理を容易にしています。
Wyse D classシリーズの「Wyse D90D7シンクライアント」および「Wyse D90DWシ ンクライアント」特長と機能は以下の通りです。
高解像度マルチメディアと高性能*価格はいずれもオープン価格です。
Windows Embeddedを搭載するWyse D90シリーズは、端末アセット管理、ファームウェア/パッチ配信、リモート制御機能を行う管理ソフトウェアWyse Device Manager (WDM)に対応しております。また、Citrix, Microsoft, VMWare等の接続設定などを一括設定(ゼロコンフィグレーション)可能なWyse Configuration Manager (WCM)に対応しています。さらに仮想デスクトップ環境におけるユーザーエクスペリエンスを最適化するWyse TCXやWyse Virtual Desktop Accelerator (VDA)にも対応しているため、パフォーマンス、ローカル機能の柔軟性を必要とするシンクライアント環境において最適な端末となります。
デスクトップ仮想化が大規模および中規模の企業・組織で増え続けているため、ユーザーにより多くの選択肢およびユーザビリティを提供する一方で、IT部門には企業のアプリケーション環境を維持し、管理していく必要があります。Wyse D classシリーズは、Dell社が提供するエンドツーエンドのデスクトップ仮想化ソリューションのエンドポイントとしても重要な役割を担い、ユーザーに強力なデスクトップエクスペリエンスを提供します。セキュリティを向上するとともに、IT部門のデスクトップ管理負荷を軽減して、企業ネットワークのコントロール・維持を可能にします。
*記載されている会社名および製品名は、各社の登録商標または商標です。
Wyse TechnologyについてWyse Technologyは、クラウド・クライアント・コンピューティングにおけるグローバルリーダーです。高度な管理、デスクトップ仮想化、およびデスクトップ・ラップトップ、次世代モバイル機器に対応したクラウドソフトウェアを活用する業界最高レベルのシンクライアント、ゼロクライアント、およびPCクライアントのソリューションを提供しています。2012年5月にDell社に買収されましたが、Wyse製品は、Wyseブランドとして日本国内でも販売を継続しています。日本国内における営業活動は、引き続きワイズテクノロジー株式会社で実施してまいります。
2013-03-25 11:00:00 | ワイズテクノロジー 低消費電力とハイパフォーマンスを両立したシンクライアント新製品「Wyse D class」を販売開始 |