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2014年06月24日
日本テキサス・インスツルメンツ株式会社

日本TI、業界初のMOSFET内蔵大電流PMBus搭載コンバータを発表

電圧、電流、温度監視機能を備えた20Aと30AのSWIFT DC/DC降圧型コンバータ

日本テキサス・インスツルメンツは、入力電圧範囲が最大18Vで、出力電流が20Aと30Aの業界初のPMBus(TM)インターフェイス内蔵同期整流降圧型DC/DCコンバータを発表しました。SWIFT(TM)シリーズの新製品である『TPS544B20』(20A)と『TPS544C20』(30A)は、小型QFNパッケージにMOSFETを集積しており、有線/無線通信、企業/クラウド向けコンピューティング、データ・ストレージ・システムなどの分野でスペースに制約があり、電力密度の高いアプリケーション向けASIC(特定用途向けIC)の電源回路に最適です。TIのWEBENCH(R)オンライン設計支援ツールに対応しており、電圧変換回路の簡素化と電源回路設計の迅速化を可能にします。製品の詳細、無償サンプル、評価モジュールのご注文に関してはhttp://www.tij.co.jp/tps544b20-pr-jphttp://www.tij.co.jp/tps544c20-pr-jpをご覧ください。

新製品の高集積型コンバータは、精度0.5パーセントの電圧リファレンスと、完全差動型リモート電圧センシング機能を内蔵しており、サブミクロン単位の超微細プロセッサの電圧要件に対応しています。D-CAP(TM)またはD-CAP2(TM)の使いやすいアダプティブ・オン時間制御モードの選択が可能で、非常に高速の負荷過渡応答特性と外付け部品点数の低減を実現します。プログラム機能のほか、出力電圧、電流、外部温度のリアルタイム監視機能や、PMBus経由のフォルト・レポート機能により、電源回路設計の簡素化、信頼性の向上、部品点数とシステム・コストの低減を可能にします。新製品の特長についてはビデオ(英語)をご覧ください。

出力電圧、電流、基板温度の監視機能を備えていないPMBus内蔵製品としては、出力電流12Aの SWIFT『TPS53915』降圧型コンバータを提供しています。TIの包括的なSWIFT製品ラインアップについてはこちらをご覧ください。

『TPS544B20』と『TPS544C20』の特長