2005/7/9 土曜日

他業界の勉強会講師をつとめて思うこと

Filed under: - instill @ 0:00

5月から2週間に1度の割合で、某印刷会社様主催
の勉強会講師をつとめています。

小売業さんが実施された販売促進の事例をご紹介しながら
どのように販売データをマーケティングに活用するかという
一貫したテーマの元に毎回1つ新しい分析手法を説明して
いくというプログラムで進めています。

さて、何故印刷会社の方々が小売業のデータマーケティング
の勉強をするかというと、

印刷会社さんにとっては小売業は重要なお得意様の1つです。
なぜなら小売業のチラシ、カード、その他販促物の印刷を
一手に引き受けているからです。

そして、小売業側も昔に比べてチラシだけでは集客増や
売上増が見込めなくなったことで、様々な悩みを抱えており
それで印刷会社さんに提案を求めるところも増えていると
きいています。

その時に、印刷会社さんの方でよりマーケティング的な視点
に立った販促企画や販促物の作成のご提案が出来れば、
新しいビジネスの可能性が見えてくるということです。

勿論、すぐにマーケティングの要素を含んだ提案型営業で
の成果が上がるわけではありません。両社の既存の取引
形態からすぐに抜け出すことは難しく、中々新しい試みが
受け入れられない面もあるかと思います。それこそ現場では
私が知らない厳しい状況があるのだと思います。

でも小売業さんは確実に困っている状況にあることは
間違いないのです。ですから少しでも改善策を模索している
小売業にとって、頼れるパートナーになれるような印刷会社
さんが1社でも増えることを願ってやみません。

顧客マーケティング、通販・POS分析のことなら 東京銀座 (株)インスティル
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4件のコメント

  1. 毎度お世話になっております。

    おかげさまで「チラシやめましょ」という提案でアプローチ、
    結果的に周辺の販促物の受注を取るというスタイルで提案する
    印刷会社さんが、少しずつ出てきています。

    ここで難しいのが「結果的に周辺の販促物が出る」のであって、
    「周辺販促物を狙う」のではないということ。

    クライアントではなく、エンドユーザーに目線が行っていれば自然と出来る事なんですが、
    永いこと「小品目・大量受注」で売上を上げることによって営業活動を行ってきたので、
    このあたりの変革がまだまだ時間を要するところかもしれません。

    先生の分かりやすい講義は大変好評です。今後ともどうぞよろしくお願いいたします!!

    コメント by しらわち — 2005年7月11日 @ 10:10

  2. >しらわちさま
    暖かいコメントありがとうございます。そう仰っていただき
    とても嬉しいです。時間はかかるかも知れませんが、「どう
    やって解決するか」の「どうやって」の部分は徐々に見えて
    きていると思います。取組み甲斐ある仕事、お互いにがんば
    って進めて参りましょう!

    コメント by 松原@インスティル — 2005年7月12日 @ 08:27

  3. Cialis
    cialis

    トラックバック by Cialis — 2006年10月27日 @ 15:30

  4. Meridia
    Meridia Online

    トラックバック by Meridia — 2006年10月27日 @ 15:49

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