「ありえない！」をすんなり受け入れられる世界の満喫 「METライブビューイング」
先日友人Kさんと、「新宿ピカデリー」で
「METライブビューイング」を体験してきました。
これは、
NYメトロポリタン歌劇場(MET)の最新オペラ公演が、
「映画館のスクリーンで」 楽しめるというもの。
「ライブ」という名前はついていますが、
日本での上映は、過去に録画した収録された
公演です。
鑑賞した演目は、「トゥーランドット」。
トリノオリンピックのフィギュアスケート女子
荒川静香さんのフリーの曲で一躍有名に
なりましたよね。
お話の舞台が伝説時代の中国、
「トゥーランドット」とは主人公の冷酷なお姫様
の名前だったとは、恥ずかしながら今回初めて
知りました。
一言でいえば「完璧な非日常体験」が
味わえました。
劇場、衣装、舞台装置などが豪華絢爛。
その中で素晴らしい声の持ち主の歌手たちが
アリアを歌う。
この空間の中では、
どんなありえないような
ロマンティックなストーリーであっても
すんなり受け入れられてしまう「世界」
が出来上がっていて、
ぐいぐいと引き込まれ、3時間があっという間でした。
また、NYに4年間留学されていたKさんが休憩
時間中、
「あの何百人もの中国人の民衆役はみなさん
ボランティアの方々なんです。METが大好きで
志願して舞台に立つんですが、何十年もやって
いらっしゃる方も多くて大変な競争率なんですよ。」
「NYの劇場には座席の後ろに英語字幕が出て
それと舞台を交互に見ながらストーリーを追いかけて
いくんです。」
等など色々な裏話をして下さったことも、私の
ライブビューイング体験に更に厚みを加えて
下さり、とても楽しめました。
上映作品は今後「カルメン」など、あと6作品続き、
5月28日まで上映予定のようです。
オペラ、興味はあるけど敷居が高くてという方には
もちろん、
「将来本場の公演を観に行く/行きたい」という方への
予習にもオススメです。
この投稿には、まだコメントが付いていません »
このコメントのRSS
この投稿へのトラックバック URI
http://www.redcruise.com/instill/wp-trackback.php?p=1134