スチュワード麻子のトークショー@築地
先週月曜日、友人のスチュワード麻子の
トークショーに参加してきました。
主催は、クリエイターの方々のネットワーク
集団「foro08」さん。
主宰者のお一人、建築家の今村 創平さんは、
大学時代、麻子とサークルが一緒だった
というご縁があったのだとか。
テーマは「世界のお茶」。
そもそもお茶の分類は、発酵させているか
否かでまず分かれる事にはじまり、
ダージリン、ウバ、キーマンの世界三大紅茶
の試飲、
珍しい固形のお茶の紹介、
お茶のグレードの意味や表示方法の読み方、
世界各国のお茶の特徴や飲んだ印象など、
麻子のお茶に関する幅広い知識と経験を
通した説明はとても説得力があり、
何より彼女のお茶に対する愛情と情熱が、
話にぐいぐい引き込まれた要因だったかも知れ
ません。
あっという間の1時間でした。
最も印象に残ったエピソードは、麻子が
チベットで高山病にかかりながら意地で飲んだ
という「バター茶」。
家畜のヤクのバターを入れて飲むお茶ですね。
頭痛でガンガンしている所に、熱々を振舞わ
れたとのこと。香りはヤギの牛乳の10倍以上
だとか。
またバター茶を飲まないとチベットの人々は体調
が悪くなるそうで、家畜にも茶殻をたべさせている
とか。
「ここではお茶は嗜好品ではなく、必需品なのです」
という言葉が印象的でした。
セミナー終了後、今村氏と麻子。
懇親会の前に。
今回のお話は、新著「英国スタイルで楽しむ紅茶」
にも一部内容が掲載されていました。
お茶と人との関わり方、紅茶の歴史など、紅茶に
対する理解がより深まる内容です。
いつものように彼女の経験等エピソードも散りばめ
られているので、楽しくページが捲れます。
今回も2週間の来日期間中に10以上ものセミナー
やトークショーを実施した彼女。
本当にお疲れ様でした!
また来年会えるのを楽しみにしていますね。
2件のコメント »
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いつもブログに取り上げてくれてありがとう!
無事ロンドンに戻りました。ハードなスケジュールのまさに最後を飾るトークサロンに来てもらえてうれしかったです。
確かに人前で2時間しゃべるx13回というのは少々体力的にきついけれど、結局は自分が好きなことに関して話しているので、その最中は疲れを忘れて没頭しちゃいますね。ばりばりと仕事をしている(のにそう見せない)まつばの姿にはいつもよい刺激を受けて帰ってきます。私もブログ始めようと思ってるのでその際はまたよろしく。
コメント by あさこ — 2010年11月1日 @ 00:46
>あさこ様、
コメントありがとう。ロンドンはかなり寒い頃でしょう。
今回は13回も登壇したのね。すごいねー。確かに好きな
テーマだと疲れを忘れて熱が入るというのは同感です。
ブログ開設楽しみにしてるね!
コメント by 松原@インスティル — 2010年11月1日 @ 12:57