新春気分を満喫!「博物館に初もうで」@東京国立博物館
2011年1月、新たに本館がリニューアルされた
東京国立博物館。
新春企画として「博物館に初もうで」という
何ともお正月らしい企画名と可愛いポスター
に惹かれて上野に行ってきました。
新春らしく南天を中心に生花が。
館内中央階段の踊り場にも、
松竹梅のおめでたい生花が出迎えてくれ、
華やいだ雰囲気になっています。
「博物館に初もうで」は、干支の「卯」にちなんだ
新春特別展示がされています。
ホームページによれば、
「十二支の卯の季節は春、時刻は夜明けを表し」
ているのだそう。
館内には、
イラストのようなユーモラスな2匹のウサギさんが描かれた
伊万里焼の「染付双兎図大皿(そめつけそうとずおおざら)」や、
私のような螺鈿・蒔絵好きにはたまらない、
「豆兎蒔絵螺鈿硯箱(まめうさぎずまきえらでんすずりばこ)」。
ウサギさんのサーモンピンクの目はなんと珊瑚でした!
数は多くありませんが、ウサギのモチーフの絵や工芸品
がまとまって見られて、心がワクワクするよい企画でした。
「博物館に初もうで」企画の他、今回は
「これは特別展か? 」という名称で、
国立博物館の所蔵品の中でも有名な国宝・重要文化財が
期間限定で展示されていました。
何時観てもその迫力と美しさに感動する
尾形光琳の「風神雷鳴図屏風」や、
今回初めて鑑賞した北斎「冨嶽三十六景」
のうちの22枚や、
狩野永徳の「檜図屏風」(国宝)など。
今回はじめて実物に触れた作品も多くあり、
素晴らしい企画でした。
連休2日目に訪れたのですが、人はそれほど多くなく、
ゆったりと鑑賞することができて大満足。
入場料は600円ですが、その2倍、いやもっと払って
もよい位、心に栄養を貰いました。
■「新春企画 博物館に初もうで 」
会 期 2011年1月2日(日)~1月30日(日)
会 場 東京国立博物館
開館時間 9:30~17:00
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