近未来の自分の姿を描いてあげるコトの重要性
先日、仕事上で偶然同じような事例2つに遭遇しました。
1つはお花のスクールを経営されているクライアント様。
このスクールのＨＰ・メルマガの内容と書き方のお手伝い
をさせていただいているのですが、
最近、スクール内でも特に「お花の仕事人養成コース」の
コース説明会に来る生徒さん予備軍の方々がどんどん増えて
大人気になりつつあるとのこと。
その彼女達が、説明会前にじっくり読んでくるＨＰのコンテンツが、
そのコースを終えて、見事お花の仕事人になり夢を叶えた
卒業生をインタビューしたコーナーでした。
コースを取ろうと思ったきっかけ、これまでのお花の経歴、
迷いはなかったのか、初めての商品が売れた時はどんな気持ち
だったのか、今プロとしてどういう1日を送っているのか、などを
写真入りで正直に情熱的に語っていただいている内容です。
卒業生のバックグラウンドや現在のフラワーデザインの特徴まで、
とてもよく分るのとともに、
自分がこのコースを受けたらこうなれるんだ！という具体的な
イメージが描きやすいので、とても強く興味を持ち、説明会に
いらっしゃるのだと思います。
2つ目は今月から新しく仕事をさせていただくヒーリングサロン
のクライアント様。
昨年スポット的に1度、彼女のサロンのホームページのコンテンツ
コンサルティングをした際に、
「ヒーリングサロンを開くようになるまでのいきさつ」を盛り込む
ご提案をしたのですが、
彼女は「もっと自分が納得する環境になるまでは書けない」という
思いが強く、ずっとタイトルのみの所謂「工事中」状態にしておいた
のです。
すると、最近サロンでセッションやワークを受けたお客さまの間から
「どうやって今のサロンを開くようになったのですか。きっかけや
どんな勉強をしたのか知りたい。」という声がとても増えて驚いた、
ということでした。
「もうすぐ自前のサロンを持ちますのでそうしたら少しでも早く
この『いきさつ』を書いてホームページにアップします。」と彼女。
これもやはりヒーリングを受けたお客さまの中に、将来「癒しの仕事」
に就きたいと願う人が多く、将来の自分を彼女の中に投影したいという
思いの現れなのでは、と思いました。
スクールやサロンには、その技術やサービスを学んだり受けたりするだけ
でなく、
将来その道のプロになって夢をかなえたい、と思う人も多く通っている
のですね。
近未来の自分の姿を描いてあげるようなコンテンツは意外に重要かも、
と再認識したバレンタイン・イブの昼下がりでした。
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