カトリーヌ・メミのテーブルに合う食べ物は?インテリアと食の強い相関
昨日、お世話になっている流通業界の方が「イケア(IKEA)」
に行った感想をこんな風に仰っていたのが印象的でした。
「いやあ、あのショールーム空間にうちが取り扱っている飲料とか
輸入菓子を置いたら、
もしかしてスーパーなど既存のルートよりずっと売れるんじゃないかと正直
思ったよね。」
というのです。
ごもっとも~! 私も激しく同感でした。
特にライフスタイルが明確に打ち出されているインテリアショップの
ショールームは、
見ているだけで、このテーブルを買う人はどんな食べ物を好むか・好まないか
が商品からびんびんメッセージが伝わってきます。
きっとイケアに合うのは、カラフルなホーローの鍋でいただくキャセロール料理
だったり、お洒落なラベルの瓶入りのミネラルウォーターだったりするのかも。
一方、先日のブログで紹介したカトリーヌ・メミは、
全粒紛のパンやオーガニック野菜や無添加のフルーツジュースが似合う。
マクドナルドのハンバーガーとポテトは、間違ってもあのミニマルなテーブルでは
いただけない。テーブルから「その食べ物はこの空間に合わないでしょう!」と
いう無言のメッセージを感じそうだから。
またカッシーナには、やはり上質なオリーブオイルやワイン、シーフード、パスタ
が合うでしょう。
テーブルやチェアのデザインから、それらを好む人の食生活が容易に想像できる
ショップは素晴らしいです。顧客をがっちり掴んでいますね。
そしてインテリアだけでなく、消費者に何らかの商品やサービスを提供している方々にも、
あてはまることだと思います。
自分のお客さまはどんな空間に住んでいてどんな食べ物を好んで食べているのか明確にすると、
「それって、私のための商品(サービス)!」と即決でご購入いただけるのではないかと
思います。
インテリアショップで、自社のお客さまについてじっくり考えてみる週末、いかがですか?
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