リピーターになるか、ならないか?!サンキューカードの分かれ目検証
おかげさまで、8/19(土)に告知しました
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残席4となりました。ありがとうございます!
さて、今日のお話はサンキューカードについて。
洋服を買ったり、サービスを受けた後に届く、サンキューカード。
私ももとにも毎シーズンかなり届きます。
数十枚のサンキューカードを前に、
どのカードのどんな言葉や内容が、心を動かされて
「もう一度行きたい」と思ったのか、をじっくり考えてみました。
まず、ファッション売り場のサンキューカードで嬉しいのは、
「パーソナルな情報」。
「松原様にお似合いのショート丈のベロアジャケットが
入荷しました。」など
私に似合いそうなアイテムだけを勧めてくれるような
言葉が手書きで入っているとぐっと心を掴まれます。
逆に「秋冬入荷のものはどれもお似合いと存じます。」
という非常に漠然とした言葉だったり、
「松原様には、トラッド調のジャケットがお勧めです。」
絶対似合わない物を勧める文章が目に入ると、
「全然わかってない!!」とがっかり、店から足が遠のきます。
更に、
かなり気にいっている販売員さんがいるブティックから届く
「今月の私のお休みの日は○日と○日です。」という
売り場に出ている日を教えてくれるメッセージも嬉しい。
ただしあくまでかなり気にいっている販売員さんに限るのだけれど。
一方、ハーブティーショップやヒーリングサロンから届く
サンキューカードで嬉しいのは、
「いたわり&プラスαの情報」。
大体こういうお店やサロンに足を運んでハーブティーを買ったり
アロママッサージを受けたりするのは、疲れていてリフレッシュ
したいから。
後日「あのお茶をお飲みになってから冷えは少しでも改善されました
でしょうか。」或いは「肩こりが少しは楽になられましたでしょうか。」
などのこちらの状態を気遣う一文が入っていると、「自分の状態が
どうであれ」とても好もしく思う。ショップに対する印象がぐんとよくなる。
そして、
「お茶と一緒にホットタオルを首に充てるのも効果的ですよ。」
なんていうプラスαが入るとすごく得した気分になります。
反対に逆効果になるのは、
「更なる売り込みメッセージ」がメインに記されたサンキューカード。
「松原様は肩のほか、胃腸もとても弱っていたようですので、次回は
XXコース50分(XXXX円)はいかがでしょう。またのご来店を心よりお待ちしてます」
の様な内容を施術直後に受け取ると、何だかげんなりしてしまいます。
「なんだサンキューカードじゃなくてこれって更なる売り込み?!」って。
「お客さんは売り込まれたくない、自分の意思で買ったと思いたい。」のだと
思います。
一度来てくれたお客さまは、アナタのサービスに満足していれば、
感謝の気持ちとお客さまへの労わりをお伝するだけで
充分感激してリピーターになってくれることでしょう。
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