「ウーマンミーティング in Tokyo」@東京国際フォーラム
先日、創業支援相談員の仕事で、荒川区
経営支援課の方と一緒に、経産省主催、
「ウーマンミーティング in Tokyo
~女性の起業と起業支援を考える~」に
参加しました。
このイベントは、
起業を目指す女性、すでに起業している女性、
そしてその支援者・支援機関の3つの対象グ
ループ向けに企画されたセミナーで、
「講演」「パネルディスカッション」
「先輩経営者からのメッセージ」の3つの
プログラムを聴きました。
特に印象的だったのは、エフ・ブルーム㈱
代表取締役で武蔵小山創業支援センター前
センター長 大江 栄様の講演でした。
「なぜ、今、『女性起業』なのか」という
テーマでお話された内容は、
その背景にはじまり、女性起業家の特徴、
起業支援者として自身が心がけていたこと、
当事センター長として務められていた支援
機関の目的と手法、女性起業家へのメッセージ
など、
女性起業家・予備軍とその支援機関の双方の視点
に立ち、実体験に基づく彼女の考えがバランスよく
語られており、頷ける意見も多く、参考になりました。
そして、その喩えも絶妙でした。
■「女性起業家の特徴 登る山を明確にせずに歩き始める」
これを聴いた瞬間、自分の起業時も含めて本当に
実感していたことだったので、「そのとおり!!」と
心の中でヒザを何度も打ってしまいました・・・。
■「起業支援者として自身が心がけていたこと」
「理解+α 山の登り方は1つではないことに理解を示す。」
「顕在化+α どんな山に登りたいのか?をアシストする。」
この様に、抽象的な言葉も誰もがはっきりとした
映像を描ける喩えに置き換えて説明してくださると、
参加者は、より理解しやすく、何より講演を聴いた
後も、長く記憶にとどまったのではないか、と
思いました。
内容もですが、仕事柄、やはりその伝え方により
細かな関心がいってしまうのでした。
新たな視点もいくつか得られたので、区の創業支援
セミナーでの企画に生かしていきたいです。
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