“顧客”を持つ全ての方へお薦めしたい本!–「たった1年で”紹介が紹介を生む”コンサルタントになる法」
友人で同業のコンサルタント、アイボリーマーケティング
福井遥子さんから以前フェイスブックでご紹介いただいた本、
水野与志朗氏の
「たった1年で”紹介が紹介を生む”コンサルタントになる法」。
1回目に読んだ時は、本全体が付箋紙で一杯になり、
2回目は、その箇所をメモ帳に書き出しました。
中でも一番感銘を受けたのは、
今までコンサルティングを提供していて、
漠然と気づいていたけれども言葉に出来なかった、
クライアントとの肌感覚的なやりとりが、見事に言語化
されていた点です。
ここから引用
クライアントとのやり取りは、ジャズのセッションと同じ。
コンサルタントとクライアントは、お互いに「演奏者」
として絶対的に信頼し合っています。そして、そのときの気分
や雰囲気によって、アウトプットが生き物のように変化します。
(中略)同じように、両者の波長によって解決策がどんどん湧き
出してくるのです。
従って波長を最大限にポジティブに活用するように、セッション
の設計では「曖昧さ」を残すことが重要
引用ここまで
この記述を読んだ時、「本当にそうなんだよ~!」と心の中
で何度もひざを打ちました。
私自身もクライアントとのコンサルティング中に、
一見アジェンダからは反れて対話が進んでいるのですが、
クライアントからはどんどん前向きな考え方の方向性や
アイディアが湧き出て、
その都度、疑問に思うことをたずねられるたびに、こちら
側もベストな改善案を出すことが出来る、
まさに即興セッションの様な瞬間を何度も体験していたから
です。
ただ、それは自分の中では、偶然に訪れるものだと感じていて、
水野さんの説明にあった様に、セッションの設計をガチガチに
作らず、また信頼関係という前提あってのもの、ということ
に初めて気づかされました。
さらに、
「応援されるコンサルタントの魅力とはズバリ『人柄』」
「コンサルティングはサービス業」
「アドバイス業を成り立たせる大前提とは信頼関係」
などの「顧客との向き合い方」については、
コンサルタント1年生だけでなく、事業規模の大小を問わず
顧客を持つ事業者にとって大いに参考になります。
私もこれからも定期的に読み返そうと、書棚の”ゴールデンゾーン”
に収めました(笑)
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