書店員さんのダメ押し察知力に感服！ リブロ青山店
いやー久しぶりに書店の販売員の方の
顧客対応に感動しました。
先日外苑前に行ったときのことです。
某会社社長との会食の時間まで20分位
あったので、
外苑前のリブロ青山店にふらっと入り、
メルマガ「ビジネスブックマラソン」で
チェックした或る本を探しはじめました。
リブロ青山は、コンパクトな店内に、
クリエイティブ系やビジュアル系の
本が充実していること。
さらに銀座や丸の内の書店とは、
お薦めビジネス書の平積みがかなり
事なっていることから、
青山近辺に来ると必ず立ち寄りたくなる
本屋さんです。
ベストセラー作家の久びさの新刊なので
リブロにないはずはないっ！
と思い意気込んでビジネス書のエンドを
ざぁ～と眺めたのですが、
何度チェックしてもその本は見つかりません。
5分ほどくまなく眺めた後、諦めてカウンター
に歩み寄り、その本の在庫の有無を書店員
さんに聞きました。
すると、
「大変申し訳ございません。その本は昨日
までで在庫が全て売り切れてしまいました。」
とのこと。残念だけど仕方がないと思ったと
同時に、
その作家さんには数多く固定読者がついている
のだなぁと感心しながら、
せっかくなので別の本を購入しようかとまた
ビジネス書棚に戻った数分後、
「あの、お客様、」と先ほど対応してくれた
女性店員さんが小さな水色のメモ用紙を
持って私の後ろに立っていました。
「このメモを他の書店さんのカウンターで
お渡しください。ＩＳＢＮも書きましたので、
すぐに在庫の有無も確認できます。」
と仰るではないですか！
さらに、
「あと、『タチバナ レイ』さんではなく
『タチバナ アキラ』さんとお読みする様です。」
と私の著者名の読み間違いもやんわりと
訂正いただきました(笑)。
リブロ青山店は、
「発注数の読みが甘い書店」という
私があやうく抱きそうになったイメージから、
「素晴らしい顧客対応力のある書店」へと
印象が180度変わったのでした。
「ありがとうございます！ご親切に感謝します。」
と感動してお礼を伝えた後、
私の心の中で返報性の法則が働いてしまい、
「ここで何か1冊本を買ってあげたい！」と
気持ちが妙に盛り上がったのでした。
と、当初はここまでの話をブログで書くつもりだ
ったのですが、話はさらに続きます。
「代わりの1冊」を真剣に選んでいた数分後、
再び先ほどの女性店員さんが私に声をかけて
きました。
「お客さま、たった今お探しの本が入荷した
ようです。1冊持って参ります！」とバックヤード
からわざわざ1冊持ってきて下さったのでした。
いやー、粘って「代わりの1冊」を探し続けていて
よかった！
彼女は私がまだビジネス書のコーナーにいる
ことに気づいていたのですね。
このダメ押しともいうべき、２度目の察知力にも
大いに敬服しました。
ということで手に入れたこの本。
本の内容よりも、この購入時のエピソードを
決して忘れないでしょう。
2件のコメント »
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私は、青山リブロで仕事用の雑誌を大量購入する際、迷っていたときに、
店長さんが一緒になって「あれがいいか、これがいいか」と悩んでくれました。
「あ、お客様これはどうですか！！」とか、提案してくれたり。
また、その本をしばらく取り置いたり、発送したりというのも
とても気持ちよく対応してくださいました。
リブロ青山は勝間さんも顔なじみのようで
そのときの店長さんは、勝間さんの本にも紹介されていました。
何かあったらリブロ青山にお願いしよう、と心に決めてます(笑）
コメント by 福井＠アイボリーマーケティング — 2009年6月22日 @ 10:51
> 福井＠アイボリーマーケティングさん
コメントありがとうございます。
専門知識を発揮してご提案などもして
下さるのですか。従来の書店員さんの顧客対応
の枠を超えてますね。
確かに勝間本と「アインシュタインファクター」
はじめ勝間さんご推薦の本は目立っていた
かも・・・！
コメント by 松原＠インスティル — 2009年6月22日 @ 21:12