2014/2/3 月曜日

ここまで違う?!英スーパーの無料サービスへの新聞記事

Filed under: - instill @ 19:30

愛読している海外流通情報サイトに
この様な記事が紹介されていました。
 
「英ウェイトローズ ポイントシステム
は過去の遺物」
 
内容は、英国の高級スーパー、
ウェイトローズが店舗カードの
利用者に毎日無料コーヒーまた
は紅茶の提供を始めたところ
大ヒット。
 
同社経営幹部は、ポイントシス
テムは今の時代のものではないと
コメントを残している記事でした。
 
私がロンドン郊外のBeaconsfield
という街で暮らしていた1989年頃
近所にあった食品スーパーがウェ
イトローズだったので、
 
記事読んでとても懐かしい気持ち
になりました(その頃はもちろん
ポイントカードなど存在の片りん
すらありませんでしたが・・・)。
 
この記事を、友人がFBでシェアし
たところ、思わぬ興味深いコメン
トがロンドン在住の別の友人から
ありました。
 
「一方”The Times”には、ウェイト
ローズは無料コーヒーだけが目当
てのお客でごった返しており、
 
元からの既存顧客は迷惑している
という内容の記事が掲載されてい
ましたよ。」
 
“The Times”とは英国の高級保守系
新聞です。

The Timesのサイトに行ってみると、
この様な見出しに遭遇しました。

「ウェイトローズの無料コーヒーが常連客に落胆を与える」
 
一方最初に紹介したブログ記事の引用元は、
“The Telegraph”紙。
 
Times紙に比べるとより一般的な新聞で
英語も平易。
 
高級スーパー、ウェイトローズの
既存顧客がどちらの新聞を購読して
いる比率が高いかは、自明の理です
ね。
 
ポイントカードに関する是非の議論
よりも、
 
購読者を意識した主張を明確に展開
する英国の新聞をきわめて興味深く
感じました。

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