ポイントカードシステムの「ポイント」 その2
(・・・昨日のつづき)
ポイントカードをそれでもやりたい、という社長さんへは、
「ポイントカード以外で、売上を上げる方法を考えられましたか?」
伺います。
特に食品小売業や飲食業の場合、
①商品力(新鮮か?美味しいか?)
②売場の清潔さ
③店員さんの感じよさ
④商品が品切れを起こしていないこと
この4つが基本のキです。
信じられないかも知れませんが意外と出来ていないお店が
多いものです。
しなびた野菜、埃の溜まったカウンター、買い物するお客様に
邪魔する様に平気で商品補充をする店員さん、午後まだ早い
時間帯だというのにチラシ掲載商品が売場にない、などの現実。
これらを改善することはシステムを入れることよりはるかにお金
がかかりません。更にお客様に対しては好感度をあげる絶大な
効果があります。
まず、お金を極力かけずとも出来る事から考えてみましょう。
さて、ポイントカードシステムを導入するメリットについては来週
6/13にアップする予定です!
6件のコメント
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miumiuさん
24期初日には、ありがとうございました!
全く本筋ではないんですが「インスティル」って、
どんな意味なんでしょうか?
ゴメンナサイ!さきほどヤフーで調べていたら、
いきなりすごい音楽が流れてきて・・・・
コメント by トモコアンド — 2005年6月8日 @ 01:55
トモコアンドさん、ありがとうございます。
「インスティル」は「人の気持ちや考えを浸透させる」って
いう意味の英語です。これからもどうぞ宜しくお願いします!
コメント by 松原@インスティル — 2005年6月8日 @ 06:44
基本ができていないお店は、たしかに多いですね。
小売の基本は、物を売ることだと思うのですが、その割りに
売るものに対する気の使い方が弱い気がします。
売る⇒買ってもらう
そのために一番大事なことって、ここに書いてある基本だけで
買い手には十分だと思います。
ここにプラスして、価格と商品に対する信頼度が加わってくるのでしょうか?
信頼度=安心、安全だと思うのですが、いくら言葉や張り紙で良い事を言っても、
お店の売場をみれば、ホントかウソか一目瞭然ですよね。
日ごろからの、消費者との信頼関係の構築。
21世紀の小売企業には、こういった視点で経営に臨んで頂きたいものです。
コメント by おきらく堂 — 2005年6月8日 @ 11:07
おきらく堂さんも書いていらっしゃるように日ごろからのお客様のとの
信頼関係の構築が出来ているか、というのはただ、大きく「いらっしゃいませ」
と声を張り上げることではなく、安全・安心な商品をどれだけ気を配って取り
扱っているかを態度で示すことだと思います。売り場の商品がひどいのに、
「5倍ポイント」と言われても・・・という気持ちですよね。
コメント by クロカンブッシュ — 2005年6月8日 @ 13:05
これこそ、差別化の第一歩ですよね!
メーカーであれば、こういった信頼関係を保証するものがブランドでしょうか?
小売業も、自社のブランド価値を意識してもらいたいですね。
日本で、ブランド価値をもった小売業って実際ありますかね?
英国では、スーパーマーケットのPBがブランド化してますよね?
これは、いきなり商品がブランドとしての価値を持ったのではないと思います。
毎日お店で買物をする際に、自然と出来上がった信頼関係に立脚したブランド価値
であると、私は思います。
コメント by おきらく堂 — 2005年6月8日 @ 13:32
私も安直にポイント!と思っていましたが、その前にやることが沢山ありますね。なるほどーありがとうございます。このままネタを小出しにして、最後は「高いセミナーでお伝えします!」をやってください。
コメント by tomoka — 2005年6月8日 @ 23:02