「風が強く吹いている」-あったらいいな をカタチに-
走る野心家 佐藤です。
11月1日、日差しは強く、暖かかったものの、
木々の葉を舞い散らせながら、風が強く吹きました。
午後から風の向きが変わり、次の日、季節が変わりました。
そんな風でした。
前日の10月31日 映画「風が強く吹いている」が公開されましたよ、
とたくさんの人に知らせたがっているような風 でした。
2006年、走り始めた年の秋、原作となった
三浦しをん著「風が強く吹いている」が刊行されました。
即購入、読み終わってしまうのがもったいない!
と思いつつも、手から離せず、ノンストップで読み、
もちろんその年のマイ・ベスト本となりました。
それだけに原作に対する思い入れは強く、
映画化されると知った時は、
自分の中の宝物が壊されてしまうのではないか、
という不安と
映像としたらどうなるのか、という期待が
ない混ぜになった気持ちを抱えてきました。
主人公の一人である、走(カケル)役の林遣人の
走る姿を見たとたん、「あっ、これは本物」と
安心、にっこりしました。
「風が強く吹いている」では
陸上無名校の同じ寮に住む個性的な10人が
箱根駅伝を目指す、
というあり得ないけど、あったら面白い
あったらいいなぁ~ という思いをカタチにする
ように、
熱く、ではなく、ひたひたと
そしてユーモアをふんだんちりばめられながら
10人の気持ちと走りの成長が描かれていきます。
自分でも一人箱根駅伝を目指しているほどの
箱根駅伝好き、としては、
お正月以外でも箱根駅伝を楽しめるという幸せに、
もう有頂天になりました。
先月末の戸田マラソンでは
内藤塾の際、山中湖を一緒に走ったT君に再会。
彼は寮のメンバーとチームを組んで出場。
聞けばこのチームは、毎年箱根駅伝本戦翌週末に
箱根駅伝を実施したり、
夏休暇には本州縦断駅伝マラソンを実施していることを
知り、なんともうれしくなりました。
実は、箱根駅伝もですが、関東ふれあいの道
をトレランで制覇、
地図を買い、通った道をマーカーでなぞり、
日本地図を塗りつぶしたい
などと密かな野心を抱いているものですから。。。。
あったらいいな と思っていることが、
カタチになっていることを知ったり、
モノ、サービスとなってそれを手にすることが
できたとき、うれしくなるもんなんだなあぁぁ。
と今さらながら 思い知りました。
よぉし、自分でもあったらいいなをカタチにするぞ!
(あったらいいなをカタチにする は
小林製薬のキャッチフレーズでおなじみですね)
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