地元に対する切ないキモチ
八重洲の「エクセルシオールカフェ」でひとりお茶をしている
と、隣に座ったビジネスマン風の男性と女性の会話がふと
耳に飛び込んできました。
どうもその前から話題は「出身地」であった様子。
女性は北海道の生まれで、それに対して男性のコメントに
思わずドキっとなりました。
「XXさんは札幌でしょ。北海道の方ってふるさとについて
話す時、みなどこかしら誇らしげなんですよね。僕なんて、
埼玉の川口出身で、川口ってほんとに誇れるものが
何1つない街なんで愛着とか全くないんですよね。多分
住んでいる奴はみんなそう思ってると思うんですよねー。」
私は川口市在住35年・・・。
痛いところをついているんですよねー。
誇れるものがないって本当にそう思うから。
でも例えれば、自分の飼っている犬の器量が悪いって十分に
分っているからこそ、あえてそれを人からは指摘されたくない
って気持ち、ありますよね。
そんな愛憎入り交じった気持ちを地元に抱いている私でした。
でも、あえて誇れる点があるとすれば、何なのか考えてみると・・・。
あるじゃないですか。
例えば、
・杉並浜田山在住の佐藤と、東京駅で別れても私の方が早く家に着く。
・焼肉の「高句麗」がある。
・TVチャンで優勝したパン屋の名店「デイジイ」がある。
・図書館で新刊を請求しても、すぐに借りられる(市民は本を読まない?)
結構イイ街に思えてきました。
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6件のコメント
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ごめんなさい。現在この記事にはコメントできません。
視線はひとつでも事象は多面的、ですよね。
いろんな見方があって、どれを自分の主軸に置くかで気の持ちようは
ずいぶん変わります。出身地の話をしても「うどん」しか出てこないのも
さびしいものですが(汗)
住めば都。自分にとって都と感じるいいところがきっとみつかると思います。
コメント by TK — 2005年10月7日 @ 15:07
>TKさん
コメントありがとうございます!
本当に仰る通りですね。
出身地の話をしてステレオタイプ的イメージ
で言われるのはさびしいですよね。
そのステレオタイプもない私の地元です・・(寂)。
コメント by 松原@インスティル — 2005年10月7日 @ 20:10
誇れる点、4つのうち2つが食べ物系ですね♪ 4つめがなんか笑えました。
コメント by しらわち — 2005年10月8日 @ 19:09
>しらわちさん
お久しぶりです!コメントをありがとうございました。
見破られてますね、食い意地が張ってるところ。
やはり「カレーうどん」の印象が強かったのでしょうか??
最近の近況などまたご連絡ください。
コメント by 松原@インスティル — 2005年10月10日 @ 16:56
私の地元で誇れるもの…
これだけ近代的で便利になっても、だんじり祭りが受け継がれていること、でしょうか。
近所に住んでいても普段滅多に顔を合わせない人々が、お祭りとなると結集し、規律正しく動き回るさまは毎年のこととはいえ感心します。
私はいつもだんじりを眺めているだけですが(いずれはお手伝いしなければなりませんが)、運営に動いてくださる町内の皆さんの姿は、素晴らしい、誇れるものだと思っています。
コメント by Keiko — 2005年10月10日 @ 23:46
>Keikoさん
コメントありがとうございます。だんじり祭りは日本でも有数の
大きなお祭りですよね。お祭りが昔からずっと続いている町は
きっと地元を多く愛する人々が多い証拠なんですね。またSNS
で遊びに伺います!
コメント by 松原@インスティル — 2005年10月11日 @ 12:57