アレンジメントフラワーのプロダクト・ライフサイクルを知る
「なるほどー」とまた一つ気づきをもらいました。
一昨日のお花のネット販売とスクールを経営していらっしゃる、
Y社長へのマーケティング・コンサルテーションでのことです。
既に4ヶ月目のお付き合いとなり、この期間でずいぶん様々な数字
から現象や効果を読み取ってきましたが、今回最初のテーマは、
「プロダクト・ライフサイクル」とお客さまの「飽き」について。
Y社長の会社の2年分の販売データを分析した結果判ったことは、
フラワーアレンジメントの様なギフト需要・季節需要に影響を受ける
商品であっても、発売してからおおよそ8週間の売れ方でその後1年の
売れ行きの予想ができること。
また、価格が同じでも色によってライフサイクルに違いがあることが判り、
ロングセラーと爆発的に売れた後急激に落ちる商品に分かれること。
更に、ライフサイクルが衰退期にある商品が多く出ている時期は、売上
が伸びないなど傾向が見られたのです。
これは、新規でご購入されるお客さまよりも、既に1度ご購入になったこと
のあるお客様が、買い控えられたことによるものとの見解に達しました。
ネット販売でも「店頭」である店先に目新しさや新鮮さを演出するのは
極めて重要なのだなと気づきました。
それは単に写真の位置を変えるなどの小手先の変化ではなく、全商品の
「プロダクト・ライフ・サイクル」と売れ行きを常にチェックして品揃え
に変化をつけ、お客様に新しさと楽しさを提供していくことなのだと思います。
また1つ、二人で打ち手を掴んだ日でした。
そして次のテーマ、競合分析に議題は進んでいきました。この続きは
明日に書こうと思います。
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