ネットのみでもこれだけのことが分る!競合店分析の大切さ
さて、昨日は、商品の「プロダクト・ライフサイクル」を
把握して、お客様にとって新鮮で且つ欲しい商品が揃っている
売り場を創ることの大切さをに気づいた話をしましたが・・・。
今日は、競合他社の分析についてです。
競合分析を行う場合、色々なやり方があると思いますが私の場合は
まず、基本的なマーケティングの4P(Product, Price, Place, Promotion)
に添って、競合企業のサイトを見て「4Pシート」と名付けた自作の
チェックシートに細かく記述していきます。
たとえば、アレンジメントで競合しているB社の場合、
Product(商品) : バラのアレンジのみ。59種類。色7種類
Price(価格) : 10,500円~157,500円。最多価格帯は10,500円
Place(場所) : 百貨店のギフトサロン取り扱い有り。ネットショップ
Promotion(販促) : メールマガジン発行(週1回)
Others(その他) : 高級感有り。オーダーメイド受付有り。大手資本参画
などと基礎情報をこの5項目に則って整理していくのです。
もちろん「従業員の質」「売れ筋」などわからない情報もありますが、入手
できる情報もかなりあります。
ポイントは、その競合店の「主要顧客層」がイメージできる位まで情報を
集めることです。年代は、どんな雑誌を読んでいるのか、何に興味があるのか、
インテリアはどんなテイストが好きなのかなどです。
ネットによる情報収集が一通り出来たら、自社も同じように客観的な目で
4P分析を行います。
そして、商品、価格、テイストの点でお客様が「かぶる」お店が競合店で
ある可能性が高いのです。
この様に簡単でも「ある物差し」を元に他のお店を見ていくとおのずと
自分の店舗とどこが異なり、どこがかぶっているのか、が段々よく見えて
きます。
そして定点観測、継続的にそのお店を見ていくことも大事です。
市場は絶えず変化してお客様の認知度やトレンドも上下しますから。
競合分析は、小さいお店にこそ、ニッチでナンバー1になれる場所を見つける
ことが出来る点で非常に大事だと思います。
まさに孫子の「彼を知り己を知らば百戦して殆うからず」があてはまるのです。
4件のコメント
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ごめんなさい。現在この記事にはコメントできません。
う~ん、ナルホド…ですね。
確かにそのように「ある物差し」で見ることは、とても重要なポイントですね。
そうでないと比較するのに見当違いの視点で見てしまうことも起こるでしょうから。
個人の感覚で判断するのではなく、誰が見ても共通の認識の下に比較できることは
大切な要素ですね。
その上で熟練した感覚とか勘とか直感のようなものが活かせるといいのかな?
いつもながらの丁寧でわかりやすい説明に納得させていただきます。
ありがとうございます。
コメント by noririn — 2005年11月11日 @ 20:42
>noririnさん
そうですね。客観的に見てかつ、経験に則った
中での勘を生かすという感じでしょうか。
客観的な資料はお取引先の方々やお客様に対しても
説得力が生まれるのではないかと思います♪
いつも読んでくださって本当に嬉しいです。
ありがとうございます!
コメント by 松原@インスティル — 2005年11月15日 @ 19:56
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