商店街の鮮魚店に見た極寒の日にお刺身を売るトーク
首都圏では、この所平年気温を下回る寒い日が
続いていますねー。
仕事帰りに家の近くの商店街を通った時のことです。
時間は午後6時半過ぎ。
いつも元気な鮮魚店のおじさんが、
「今日はねえ~寒いから、少し早めにお刺身
全部半額だよ~!」
と呼び込んでいるではありませんか。
その呼びかけに、思わず足がとまりました。
他のお客さんもどんどん店の中に吸い込まれて
いきます。
そのおじさんの「セールストーク」が素晴らしかった
のは、
それだけではありませんでした。
おじさんはこう続けたのです。
「ほら、お刺身とこのあさりかシジミを味噌汁にして、
あとご飯だけあれば、すぐ立派な夕食の献立になるよ!」
おじさん、主婦がスーパーに入店する際にその7-8割は
まだその日の献立が決まっていないという統計結果を
ご存知だったのでしょうか?
さらに、メニュー提案により、客単価を上げられることも
勉強されていたのでしょうか?
という疑問が湧いてしまった程、素晴らしいトークに感心
してしまい、夕食の献立が決まっていなかった私も店内へ。
気がついたらまぐろ赤身とヒラメとイカを買っていました。
これからの季節、この魚屋さんのおじさんのセールストーク
がどう変化していくのか、楽しみになった大寒直後の夜でした。
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