「恥ずかしい!」がキーワード ネット通販のツボ
インターネットを利用した商品販売には便利な点が
数多くあります。お店にわざわざ足を運ばなくて済む、
夜中でも買える、新商品が入荷したらメールで教えて
くれる、云々・・・。しかしこれら物理的な利点以外
にも、ネット通販には大きなメリットがあるのです。
それは、
「買っているところを人に見られずに済む」ことです。
インターネットが普及する以前から性生活関連グッズや
アダルト関連商品では、カタログ・電話・ファックスで注文
を受けるダイレクト販売が普及していました。
当然ですがお客様が「この商品を買っているところを人に
見られたら恥ずかしい。」という背景があるからです。
そして通信販売するお店の方も十分にお客様の気持ちを
理解しています。何故ならお店の店員さんも、もし商品を
店頭で自分が買っている所を他の人に見られたら恥ずか
しいと思うからです。
ところが、花や洋服などふつうの商品を通販しているお店
では案外このお客さんが感じる「恥ずかしさ」に気づくこと
が少ないのです。
それは、自分はそれを買っているところを人に見られても
恥ずかしくないからです。
6/15にバラの花束をネット販売する店を紹介した時は、
多くの男性から「現実の店舗でバラの花束を抱えて帰る
なんて人に見られたら恥ずかしいけどネットなら気がね
なく買えていい。」という反応を頂きました。
また私自身も、偶然雑誌「セブンティーン」で「ルビー
ローズ」というメーカーの可愛いポーチを見つけて欲しい
と思いましたがお店が渋谷109だと知り、泣く泣く購入を
断念しました。
もし、1人でマルキューに行き、レジでコギャルの様な店員
さんに「こんなおばさんでもウチらの商品買うんだ。」等と
思われたら恥ずかしくて死にそうだからです。
「恥ずかしい」という気持ちは、通常その商品が対象として
いる顧客の性別・年齢層から大きく「ハミ出した」人達が
購入する時に生まれるのです。
この点に気づくか気づかないかで売りのチャンスが大きく
変わると思います。
ネット通販を実施されていらっしゃる皆さん、是非商品ごとの
顧客の年齢層と性別をよく調べてみて下さい。
そして彼らを決して恥ずかしがらせないアプローチを試みて
下さい!

2件のコメント
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ごめんなさい。現在この記事にはコメントできません。
結構思い当たるフシがありますね。
これは、コミュニケーションの難しさにも通じるところがあるかもしれませんね。
こちらの想定とは違った相手の反応。
こちらが気付かなければ、相手は勝手にアクションを開始する。
うーん。難しい。
コメント by おきらく堂 — 2005年6月20日 @ 08:38
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トラックバック by Propecia — 2006年10月27日 @ 15:41