繁盛ケーキ屋さんに見た、商品に新しい価値を与える好事例
繁盛店に行くと、必ず1つは売るための工夫
を発見することができます。
先日行った稲城市のケーキ屋さん。
地元の名前を冠した「稲城焼き」という
定番の人気商品がありましたが、
「おっ!」と思ったのは対面のケース内で
売られていたこの商品でした。
その名も「はじっこ弁当」。
そうなんです。
ショートケーキやチョコレートケーキ、
ロールケーキ等の端ばかりを、
プラスチックのお弁当箱に詰めて
販売しているのです。
通常のケーキ屋さんですと、これらの
商品は、
ビニール袋や透明プラケースに無造作
に入れられていたり、
商品名も、
「切り落とし」
「お買い得」
など味気ない名前がつけられています
よね。
それを、色味を考えキレイに並べ、
「お弁当」というパッケージに詰めることで
楽しさやワクワク感がプラスされ、
ただの「切り落とし」を、全く新しい魅力的な
商品に変身させてしまいました。
当然価格もただの「切り落とし」では
つけられない630円というしっかりした
値段がつけられています。
今まで価値が低いとみなされていた商品に
新たな価値を与えるような工夫。
繁盛店に足を運んだ時、ほんの少しだけ意識
してみると、
意外とご自身のお仕事に役立つポイントが
発見できるかもしれません。
2件のコメント »
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なるほど。お得というだけでなく、「楽しい」という要素が加わるとまったく違ったものになりますね。
価値というのは決まったものではないんですね。
コメント by 松田 千里 — 2011年6月18日 @ 11:27
>松田千里さん
コメントありがとうございました!
そうですね。価値は人それぞれ、異なる
事も多いですし、また時と共に変化する
ものなので、お客さんが何を価値と思うか
を常々考えてみる習慣があるとよいですよね^^。
コメント by 松原@インスティル — 2011年6月19日 @ 09:03