青山で28年間続く超繁盛ヘアサロンの「おもてなし」
午前中時間に余裕があったので表参道のヘアサロン
「ピーク・ア・ブー」で、ヘアカット。
ヘアサロンの激戦区、青山エリアで、28年間繁盛店で
ありつづける驚異的なサロンです。
私はこの店に通い続けて11年になりますが、来店歴
15年、20年という方もザラにいらっしゃいます。
来店歴20年のお客様お一人が、同店にお支払いする
金額は、月1回6000円のカットとして、20年間では
6000円X12ヶ月X20年で、なんと合計144万円に上ります。
マーケティングの世界ではこれを「ライフタイム・バリュー」
と呼んでいます。
カットの間、店長のTさんとマーケティング噺をするのが
いつもの楽しみ。さすがに繁盛店のトップでいらっしゃる方
らしく、とても鋭く、なるほどと思うコメントをされます。
今日の話題はヘアサロンにとっての「おもてなしの心」とは?
でした。
さて、その「心」とは、
「ヘアサロンはあくまでも『楽屋』、裏方である。お客様が、
仕事や家庭など『本番のステージ』に、より自信を持って
立てるよう、最高の技術でスタイルを作る。
かつ楽屋ゆえ、リラックスしていただくために、最大限の
心配りをおこなう。
それがヘアサロンのおもてなしの心」とのコメント。
また「スタイルを作っていくクリエイティビティの部分と、利益を
生み出す経営マインドの部分と両方を持ち合わせていないと
これからのサロンは生き残れない」とも仰って、なるほどなと
頷くばかりでした。
他にも書ききれないくらい洞察の深いお話が伺えるので、
いつもサロンを出ると誰かに話したくなってしまいます。
さすがです。この考えが、30年近くブレていない事こそ、
強さの秘密なのでしょう。
2件のコメント
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ごめんなさい。現在この記事にはコメントできません。
おもてなしの心=企業のミッションと捉える事ができそうですね。
自分の仕事の目的や使命について、キチンと言語化して言える人は
何人いるでしょうか?
言語化できるくらい明確にする事が、組織になってもブレず、同じ
ベクトルに向かって動いていける。結果として28年間、お客様から
支持されているという事なんでしょうね。
含蓄のある店長さんの言葉、自戒の思いと共に、襟を正して拝聴致しました。
コメント by おきらく堂 — 2005年6月24日 @ 09:49
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トラックバック by Propecia — 2006年10月27日 @ 15:42