2012/8/20 月曜日

歌丸師匠の怪談噺で納涼!@国立演芸場8月中席

Filed under: - instill @ 23:22

先週末土曜日は、雷の鳴る中寄席
に行ってきました。

会場は、半蔵門にある国立演芸場。 

ここの8月中席は毎年恒例で、
桂歌丸さんが怪談「真景累ヶ淵」を  
語られるということをNIKKEIプラス1  
で知り、

早速チケットを取った次第です。

中席は、8/11-20の10日間、全11
公演で、連日大入袋が出ている様。

勿論この日も場内はほぼ満席でした。

歌丸さんはもちろんトリ。演目は
「真景累ヶ淵」の中の「お累の自害」。

彼が高座にあがると、場内の空気が
一変し、緊張感が生まれました。

全てのお客さんの視線が歌丸師匠
に集中しているのがわかります。

端正な風貌から語られる情景はリアル
に映像が浮かんで、本当に怖い。

特にわが子をかばって、兄が吊って
くれた蚊帳を、旦那の新吉に取られまい
と死に物狂いですがりつくお累の姿、

その後、丑三つ時の土砂降りの中、
お累が死んだ赤子を抱きながら、新吉と
愛人お賤のもとを訪ねるくだりも、

べったりと湿った空気の感触や戸を
叩く音、

恐怖におののきながらも非情な態度
を取り続ける新吉の様子などを
五感で受け取ることが出来て、

噺が終わるまで江戸時代後期の羽生村
に引き込まれました!

場内の照明も、物語が進んでいくにつれ
徐々に暗くなっていきます。
これも怖さを助長。

来年もこの話の続きを演じて下さるとのこと。
そこで登場人物の関係が解き明かされると
のこと。

今から絶対にまた行く、と決めました!

夏に恒例のイベントを持つのも悪くない
ですね。

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