マーケティング・ラウンジ　by 　インスティル » 新人営業ウーマンに教わった、行動までのリードタイムの短さ

2005/7/14 木曜日

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今年はじめに朝倉千恵子さんの「初対面の1分間で相手をその気にさせる技術」
を読んで初めて「正しい名刺の交換の仕方」というものを知りました。
それは、

名刺を自分の名刺入れの上にのせて相手に差し出すというもの。
名刺入れが「おざぶとん代わり」なのです。

ふーん、なるほど。こういうビジネスマナーは、受け取る相手側が
どう感じるかがポイントだと思うのですが確かにこのやり方ですと
名刺の端を指でつまむことがないので安定して見えていいかも・・・と
思った矢先。

ある人材派遣会社の新人営業ウーマンと名刺交換をした時、彼女
がまさにこの方法で自分の名刺を出してきたのです！

彼女の会社のスタッフは他に知っていますが、このやり方で名刺
を差し出してくれたのは彼女だけ。

「彼女、朝倉さんの本を読んだんだー」

私は、彼女を素晴しいと思いました。

何がというと、きちんとしたビジネスマナーを身につけているという事
ではなく、「本で読んだことをすぐ行動に移した」という事に対してです。

「このやり方はいい」と思ってから実践に移すまでのリードタイムの短さ。

特にビジネス書や自己啓発書を読んでいるといい提案やアイディア
に沢山出合い、傍線ひいたりはするのですが、さて、行動に移している
のはどれくらいの割合だろう、と考えます。私の場合多分20%満たない
くらいでしょうか。

名刺交換という簡単な基本のビジネス行動でも今までのやり方を
見直して変えるというのは結構意識しないと出来ないこと。

そうやって自分の取組み易い部分から徐々に自分の行動を日々
改善し、どんどん成長していくのだろうな、と彼女の姿から教わった、
社会人歴17年の私でした(汗)。

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