2008/1/7 月曜日

初売り後の福袋から出るオーラ

Filed under: - instill @ 17:30

私の仕事始めは実質昨日6日からでした。
某商業施設に出向いてのマーケティング調査
でした。

そしてイチ消費者として、4日新宿・伊勢丹・
バーニーズ、5日渋谷・西武に行きしっかりセール
に参加。

この3日間買い物の現場に長時間滞在してみて
気付いたことは、

1月4日以降の福袋は、誰からも見向きもされない
ということ。

本当に殆どのお客さまが福袋ワゴンの前を素通り
なのです。

これは価格に関係なく、また中身を分かるように
するなどのお店側の工夫にも関係ないように思い
ます。

そこにあるのは1月4日以降の顧客層と消費者心理。

まず4日以降に来るお客様は2日に比べ圧倒的に
福袋に対する興味が薄いお客様です(私もその1人)。

なのでいくらお得でも絶対に必要なものが少なくとも1つ
は入っているであろう福袋には食指がひかれないのです。

またたとえ福袋に興味があるお客様であっても、

徹夜で並んで、他のお客さまと奪い合いに近い状態で
買うものが、なぜまだそこにあるのか。

と無意識に思いが巡って自然と福袋のワゴン前を素通り
してしまうのではないでしょうか。

また年末からマスコミの報道などにより、福袋販売は非常
に季節イベント性の高いものになってしまったがために、

お正月三が日を過ぎると急激に時期外れのもののように
色褪せて見えてしまうものなのかもしれません。

いずれにしろ初売り後の福袋から出るオーラ
あまり幸せ色ではないような気がした2008年睦月の夜でした。

kaerumagu.jpg

仕事が終ってからつい愛嬌にひかれて買って
しまったマグ(セールで3割引)。
カエルグッズコレクターの友人へのプレゼントに。

顧客マーケティング、通販・POS分析のことなら 東京銀座 (株)インスティル
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