2005/8/11 木曜日

結局最後に思うこと、どれだけ人を愛せたか

Filed under: - instill @ 0:00

5年前のこの時期、とてもお世話になった人を亡くしました。

病気が見つかってからわずか1年半余りで逝ってしまった彼女。
60歳を少しすぎたばかりでまだこれから第二の人生を楽しむ
ところでした。

天国に召される1ヶ月半程前、別の人から聞いた彼女の話が
とても心に響きました。

彼女が死期をさとった後、一番に心に浮かんだことは、
「自分は今までの人生でどれだけの人を愛してきたか」でした。

一番はやはり夫。そして子供たち。

そして次には結婚前にお付合いしていたボーイフレンドでした。
彼にむしょうに会いたくなったそうです。

すると、もう30年以上も会っていなかったその彼から偶然、
手紙が届いたそうです。同窓会のお知らせでした。

彼女は彼に電話をし、身体の具合が悪いので欠席するとだけ
伝え、少しの間世間話をしたそうです。

「まさか死ぬまでにもう一度、彼の声が聞けると思っていなかった。
旦那には内緒だけど本当にうれしかった。神様が最後の願いをきいて
くれたんだと思うわ。」

彼女はそう興奮気味に私の知人に伝えたそうです。

その後まもなく彼女は家族全員に看取られて息を引き取りました。

まだ、死をリアルに感じる状況におかれたことの無い私ですが。

恐らく人が最後に思いを馳せるのは、どれだけの富や名声を所有したか
よりも「自分がこの人生でどれだけ人を愛することができたか」に尽き
るのではないかと彼女のことばを聞いて思いました。

そしてもし、私が死期を悟る状況になったら、愛を与えてくれた人全員に
感謝の気持ちを伝えたい。
もし近しい人が逝くような現実に直面したら、その人からどれだけの愛
を受けたかを本人に伝えたい。

そのことを気づかせてくれた彼女にとても感謝したお盆前の夕暮れでした。

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3件のコメント

  1. 日々忘れていたことを思い出させていただいてありがとうございます。
    「自分がこの人生でどれだけ人を愛することができたか」…。できてませんね。今の私は。
    「人に生かされているという」感謝の気持ちを忘れず、
    そして、自分だけの幸せではなく、関わっている人たちが幸せに感じられるようという
    小さい気持ちの積み重ねだと思いつつもなかなか…。
    私もいろいろ方との出会いで、「好き」ではなく
    「愛する」という気持ちを持ちたいと思います。
    お盆前にいいコメントと出会えました。短いお休みですが、自分を少し振り返ってみようと
    思います!!!

    コメント by カレーうどんM — 2005年8月11日 @ 13:25

  2. >カレーうどんMさま
    先日初めてお会いし、本当に数時間ご一緒しただけでしたが、
    それだけでMさんの暖かさ、多くの周りの人にかけられている
    愛情を感じずにはいられませんでした。きっと惜しみなく愛情
    を与えていらっしゃると確信してます。だからこそ「応援団」が
    とても多いのですよね!
    すてきな夏休みをお過ごしください。

    コメント by 松原@インスティル — 2005年8月11日 @ 20:25

  3. Cialis
    cialis

    トラックバック by Cialis — 2006年10月27日 @ 15:31

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