「セシルマクビー」で発見した商品を輝かせる影の主役
昨日は新宿で打ち合わせがありました。
かなり早く着いたので久しぶりに「新宿マイシティ 」をのぞきました。
2階から4階まではほぼ全てのテナントが20歳代前半の女の子向け。
場違いなフロアにとまどいつつも、トイレに寄ったついでに、マーケティング魂
を発揮して各ブティックの入り口を観察してみると・・・。
明らかに、店頭のマネキンに目を惹かれたブティックが1軒ありました。
それは、
人気店「セシルマクビー」でした。なぜかと思いさらに観察してみると、
まず、「マネキンの色が黒い」のです。
ターゲット顧客の肌の色に合わせているのでしょう。もちろん店員さんも
みな色黒です。
色黒のマネキンは「自分が着たら、ああいう風な感じになるんだ」とイメージ
し易いのです。また、白いフェイクファーのジャケットやキラキラグリッター
のカットソーには黒い肌のマネキンの方が肌色よりも、より映えるのです。
さらに「マネキンのポーズがねじれている」のです。
腰に右手をあて、心持ち左肩を斜め後ろにひいてポーズをとっているのです。
よくあるマネキンの直立ポーズではなく、左右の肩の高さも違います。
でも、このポーズが鎖骨のくぼみ、ウエストのくびれ、バストのうねり、手首
の細さをさらに強調して、洋服の特徴「セクシー」さや「クール」さをリアルに
つたえています。まるで生身の女の子が着ているような躍動感があるのです。
なるほど、やはり流行っているお店は、商品デザインは勿論、それをどれだけ
魅力的に見せるかという努力も怠り無く、他とは違った工夫をしているんだ、と
感心しました。
ブティックの主役はお洋服ですが、その主役を輝かせる脇役たちの存在
は大きく、それが実は「影の主役」なのかもしれませんね。
5件のコメント
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ごめんなさい。現在この記事にはコメントできません。
マーケティングの視点からみると
環境すべてが違ってみえそうですね~。
いろんな視点をもちたいです。
コメント by アイビー — 2005年8月13日 @ 19:01
>アイビーさま
コメントありがとうございます!
そうですね。業種や業態が違っていても、お客様との接点
である売場に目を凝らしてみると色々な工夫がなされていて
感心します。
コメント by 松原@インスティル — 2005年8月13日 @ 21:27
Meridia
Sibutramine ( Meridia ) Online
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