展示会「C-DEPOT2009メッセージ」＠南青山スパイラルガーデン
今日は表参道でのコンサルティングの前に、
クライアント様と青山の「スパイラル」に立ち寄り、
若手アーチスト集団「C-DEPOT」の展示会、
「メッセージ」に触れてきました。
出展アーチストのお一人でお客様のご友人、
山本理子さんがにこやかに出迎えて下さい
ました。
山本理子さんは切り絵アーチスト。
最初の写真はまさに切り絵アーチストならで
はの、彼女のお名刺です。
今回山本さんの作品は、スパイラルガーデンの
ドーム型の天井から、長さ4.5メートルにわたる
巨大な2匹の鮮やかな「ウサギさん」を切り絵で
表現されていました。
素材はビニールのカッティングシート。
よく見るとウサギさんの中に、「だまし絵」のよう
に、人の顔やワニがいくつも切り抜かれています。
展示会の都合で、その写真がお見せできないのが
本当に残念！
会場の白い壁に映え、半透明で光を通し、反対側
の壁側からみてもほの暗い会場にくっきりと存在感
を滲ませていてとても印象的な作品でした。
作品名は「目を澄まし、耳を開く。」
この作品の発想の元は、「因幡の白うさぎ」だった
そうです。
覚えていますか？この神話。
白うさぎは、助けてもらったオオクニヌシに最後
「ヤカミヒメを妻にするのはあなたです」と告げた
メッセンジャーの役割を果たしたのですよね。
山本さんは今回そこから着想を得て、この巨大な
作品をモダンな空間になびかせたのでした。
こちらが山本さんがこめたメッセージが
記載された切り絵の資料。
耳がちゃんと”message”になってるん
ですね。
とにかく、作品のよさを十分に伝えられない、
自分の筆力のなさが何とももどかしいのですが、
「伝える」という行為を仕事の重要な一部にしている
私自身にとっては、いい意味での思考の混乱や、
自分の普段のメッセージを発信する態度や受け入
れ方を振り返る機会にもなり、
新鮮な気持ちで会場を後にすることができました。
展示会は明後日26日(日)まで開催とのこと。
お天気がすっきりとしないこの週末、
このような若手アーチストさん達のさまざまなメッセージ
に直接触れてみるのも、刺激的な体験になるかも
知れませんね！
「EXHIBITION C-DEPOT 2009 メッセージ」
期間 : 7.22〜7.26 11:00～20:00 会期中無休 入場無料
会場 : スパイラルガーデン/1F
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