セラピストさん、改善すべきはソコじゃない！ その2
さて昨日の続きです。
前回のブログでは、
閑散サロンに悩んでいるセラピストさんには、
営業やマーケティングを見直す前にまず、
あいさつ・表情・身なりといった「キホンのキ」の部分を
もう見直すべきではないか、ということをお伝えしました。
今日は、「キホンのキ」3点が出来ているにも関わらず、
サロンが繁盛していないことに悩むオーナーさんが、
思わぬ方向に舵をきってしまうことについてです。
この「思わぬ方向」とは、
更に施術の知識や技術をつけようと
新しい施術の勉強や資格取得に走ることです。
例えばアロマセラピーサロンのオーナーさんが、
カラー・オーラソーマ・レイキ・ヒプノセラピーとどんどんお金
を使って勉強し資格を取っていき、
それを名刺やＨＰ上にずらっと並べてみせる。
「サロンが繁盛していないのは、自分の知識や技術が
未熟だからなんだ」
と考えている真面目なオーナーさんが、
この行動パターンにはまってしまうように思います。
資格それ自体が悪いことではありませんが、
資格でお客さまは呼べませんし、
資格でお得意さまは作れません。
お客さまが来ないので必然的にサロン経営が苦しくなり、
仕方なく元のＯＬ生活に戻ってしまう。
せっかくお金と時間を投資して身につけた技術が、本当に
勿体ないです。残念で仕方ありません。
なぜなら、心身共にたまった疲れを和らげてくれる、
また疲れる前に予防してくれるセラピーサロンが、
今後も益々求められてくると思うからです。
今まで、色々な技術を学び資格を取ったけれど、
うまくいかなかった方、
ぜひ舵を切り直して、今まで学んでいなかった領域、
すなわち経営やマーケティングについて一度しっかり
取り組んで、
私ら疲れている人たちを助けてくださいね！
2件のコメント »
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結構ありがちですよね(笑)
日本人はまじめで、責任は自分にあると考える人が多いですから。
でも、自分のどこに問題があるかは、自分より第三者（お客さん）に聞くのが
一番早い方法だと思います。
自分のことは、なかなか見えません（自省）
コメント by おきらく堂 — 2007年2月1日 @ 08:12
>おきらく堂さん
コメントありがとうございます。
本当に、第三者のフィードバックを素直に受け入れ
られるかどうかがポイントですね。思い込みの力
は強力ですからね♪
コメント by 松原@インスティル — 2007年2月1日 @ 18:11