「貴社の損益分岐点は?」コンサルティングの一小間
東京地方は、昨日で連続10日間最高気温
が34℃超えでした。
皆さん3連休はしっかりお休みになれました
か?
時間が前後しますが、仙台出張前、
銀座で開業されているクライアント
J社へのコンサルティングでした。
ちょうど6月決算だったこともあり、
売上の数字と共に、今後その利益を
どこに投資していくか、報告があり
ました。
各店舗の売上も順調に上がっており、
今期の利益をどこに投資するかほぼ
決まっており、
終始明るく前向きな話でした。
想定外のアクシデントがない限り
少なくとも向う3年は順調に成長
を続けていくと確信しました。
なぜなら、社長が会計の数字をよく
わかっており、常に数字を経営判断に
生かしているからです。
私が不意に尋ねた「今の損益分岐点売上高
は?」の質問にも
「月約XXXX万円ですね。まだ高い
と思っています。」と即答されました。
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社長が会計の数字を読めないことは
会社経営にとって「致命的」です。
なぜなら、数字は現在の経営状態を
正しく映す鏡のようなものだからです。
会社という車を経営者がハンドルを握って
目的地まで運転しているとすれば、
エンジンは商品や営業力。
計器に示される現在のガソリン残量
や速度は、会計の数字です。
これがわからずしてどう目的地まで
安全にたどりつけるのでしょう?
ガス欠になってから給油してももう
遅いのです。
起業希望者の方に「起業前にはどんな
勉強が必要だと思いますか?」と聞
かれた時、
一番お勧めするのは「簿記」
です。
2級まで取れなくても3級で十分です。

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