4年に一度のビッグイベントを活用！スーパーマーケットのスタンプラリー
一昨日、クライアント企業の担当者と打合せ
した際、
「今、普段よく買うスーパーマーケットでこんな販促
やっているんですよー。」
と言いながら取り出したのが、
スーパーマーケットDで実施されている
スタンプラリーの台紙でした。
これ、とてもよく出来ていました。
まず、
来店で1コ、そして1,000円以上の買上で1コと
2種類スタンプを押してくれるようになっている
のです。
とても些細なことですが、この一工夫だけで
お客様を「お得感が増す」気持ちにさせてくれ
ます。
また、「GO!GO!ニッポンスタンプラリー」という
ネーミングや、
10個、20個とスタンプがたまっていくたび
「銅」「銀」「金」の欄が埋まるようになっている
スタンプラリーのデザイン。
今まさに熱くなっているバンクーバーオリンピック
を意識して、お客様の「貯める楽しみ」を更に増して
いる効果がありますよね。
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では実際にどの位買い物をすればスタンプが全部
埋まるのかといえば、
2月12日から28日まで17日間毎日来店して、
毎回1,000円以上の買い物をして、
しかも1回のお買い物で約3,000円以上買わないと
達成できないのです。
1回3,000円の買い物を17日間続けると51,000円に
なります。
この数字は、かなりハードルが高いですよね。
そして51,000円分買って得られるポイントは335ポイント。
これが普段使っているポイントカードに上乗せされる
仕組みになっています。
金額にすると335円。買上金額の僅か0.67%です。
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金額だけを見れば「そんな少しのお金のためにわざわざ
貯める努力をしなくても・・・」という男性の声も聞こ
えてきそうですが、
日々の食事を用意するための買い物は、男女問わず
毎日のことなのでかなり苦痛だと感じている方が多い
のです。
その中でささやかな楽しみといえば、「X円安く買った」
「スタンプ全部押してもらってボーナスポイントもらった」
などのプチ達成感なのです。
先日も「なぜ「お得」という言葉に負けるのか」という
興味深い記事が出ていましたが、
このスタンプラリーは、
「1円でも安い買い物をした」達成感の上に、
さらに「季節感」と「ゲーム感覚の楽しさ」が
トッピングされた販促企画の好事例、
といってもよいのではないでしょうか。
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