コーチング嫌いの友人の発言で気づかされたこと
大雪の先週末、友だちのYちゃんとランチをしていた時のこと。
「私、コーチングを勉強している人ってどうも好きじゃない
のですよね。」と彼女。
私は、コーチングについては本を一冊読んだ程度だけれど
結構いい手法なのではないか、と思っていたので
「ええー、なんでなの?」と尋ねると、
意外だけれどなるほどーと思う答えが返ってきました。
それは、
「コーチングを習っている人は、すぐに
『貴方はどうしたいと思っているの?』と私の質問に対して
質問で返してくるからですよー。普通の友人同士の会話なのに。
ああこの人、コーチング勉強しているんだ。私との会話でも
その手法を使って練習しているんだっていう意図が見えちゃって
いやなんですよね。私はアドバイスが欲しいから質問してるのに」
とのこと。
それを聞いてなるほどねー。と思いました。
彼女は、恐らく実際にはコーチングそのものがいやなのではなく、
仲のよい友人同士のプライベートな会話を、無意識だけれど
自分のスキルアップの機会に利用しようとする若干の配慮のなさ
がとても気にかかったのではないか、と。
でもこれは私も何気ない会話でやってしまっているかも。
相手がそれを求めてもいないのに「あーだこーだ」と
マーケティング的な視点でお店やらサービスを解説して
しまうことがしばしばある。かなり反省。
そう考えていると、彼女から
「松原さん、私はこれからどうしたらいいんでしょうね。」
と訊かれたので、
コーチではなく一友人として、
「Y子ちゃん、これとこれをまずやっていくのがいいと私は思う!」
ときっぱり言った雪の日の午後でした。
4件のコメント
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ごめんなさい。現在この記事にはコメントできません。
あはは、コーチング勉強中の人が苦手なYで~す。
そうなのです、何故だか関係性の遠さに比例して「お試しされている感」も増大します。しかも、親しい間柄でもない人から逆質問されると、すご~く上からモノをいわれてるように感じられてるのです。要は相手との信頼関係なのかな。
記事を読ませていただいて気がつきました。コーチングはあくまでも「自らコーチを求める人」にしか有効でないのでしょうね。
ちなみに、松原さんに逆に質問をされるとなぜかうれしい私。きっと人との距離感を心得えていらっしゃる松原さんにアドバイスを受けた人は喜んでいると思います~。
そしてあの日、いただいたアドバイスに従ってまい進しようと決心したのでした♪
コメント by yoko☆ — 2006年1月25日 @ 00:21
私はコーチングというものは永遠に好きになれないと思います。
Yさん、たとえ世間がもてはやしている物でも、嫌いなら嫌いで良いと思いますよ。
横レスでごめんなさい!
コメント by ☆まちりん☆ — 2006年1月25日 @ 11:12
>yoko☆さん
コメントありがとうございます。そして勝手に記事
書いてごめんね。確かにyoko☆さんのおっしゃる通り
「相手との信頼感」と「自らコーチを求める人」かどうか
に大きく因るのかもね。また楽しい会話をしましょう♪
コメント by 松原@インスティル — 2006年1月26日 @ 10:24
>☆まちりん☆さま
こんにちは。コメントありがとうございます。
横レス大歓迎です。失礼ながら
「永遠に好きになれない」というお言葉にかなり
受けてしまいました。
まちりんさんには不要のものですね。
またちょくちょく遊んで行ってくださいませ。
コメント by 松原@インスティル — 2006年1月26日 @ 10:26