本質をひと言で表す「比喩」のチカラ
以前、お世話になっているY社長が、販売されている
プリザーブドフラワーの製作について、こんなたとえを
されていた。
「プリザーブドフラワーを作るのってギョーザ作りみたいな
ものなんですよねー。」
その理由は、
準備にとてつもなく手間と時間がかかるが、最後の工程は
一瞬で終ってしまうからだそう。
プリザーブドフラワーは一輪一輪に入念な下準備が必要で、
それはあたかもギョーザの材料をみじん切りにしたり、皮をつくったり
包んだりする作業を彷彿とさせるらしい。
そして最後のお花を挿す段階は、一番楽しいのに、あっという間なんだとか。
それは手間ひまかけて作ったギョーザを一瞬で食べてしまった感覚だとういう。
なるほどー。プリザーブドフラワーを全く作ったことのない私でも、
この様にギョーザ作りに例えてくれると、作業過程のどこが大変なのか、
あるいはその過程で味わう気持ちがとてもよく理解できる。
そして何よりイメージとして頭に残るので忘れない。
比喩を使うと、このように自分の仕事やサービスの本質を、体験していない人
に対してより正確に、そして効果的に伝わるように思う。
ちなみに私の仕事、データ分析は、「ショートケーキ作り」でしょうか。
材料の素材の吟味と計量(=データの精度)がイノチで、
うまく切り分けると、切り口から素晴しいモノが見えてくるからです。
みなさんのお仕事を例えると、どんなものになりますか?
7件のコメント
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ごめんなさい。現在この記事にはコメントできません。
食べ物ではないので恐縮ですが(笑)、
私の仕事(就職相談)は、「鏡の部屋」でしょうか。
主役はあくまで相談者であり、
いろんな角度から映し出してあげて、自分ひとりでは気づけないところを、
お手伝いするようなところがあるので…。
とはいっても、私はまだまだ駆け出しの身なので、
とりあえず三面鏡ぐらいでしょうか(笑)
コメント by うみ — 2006年2月22日 @ 22:53
こんにちは。はじめまして、しろみです。
部屋の模様替えをしていた時のこと。
お店で可憐で美しいブリザードフラワーアレンジを見つけて
玄関に飾る為に即購入しました。玄関を出入りする
さまざまに瞬間に癒してくれるこのすばらしいインテリア小物を
気に入ってます。それがともすればニンニク臭のイメージのある餃子
にたとえられるなんてナンセンスですね!イメージ改めて頂きたいですね。
ブリザードを陳腐にする松原さんのエッセイいただけません!
コメント by しろみ — 2006年2月22日 @ 23:32
>うみさん
「鏡の部屋」というのはとっても素敵な表現ですね。
確かにその通りかも。三面鏡どころか、万華鏡に近い
くらいじゃないですか??
コメント by 松原@インスティル — 2006年2月22日 @ 23:37
>しろみさん
はじめまして。コメントありがとうございます。
残念ながらニンニク臭のイメージのある餃子にたとえ
られたのは、私ではなくプリザーブドフラワーを
製作されているY社長なんです。
そしてイメージではなくあくまで「製作過程」をたとえて
いらしたのですね。
コメント by 松原@インスティル — 2006年2月22日 @ 23:38
なるほどな~って一気に読ませていただきました。
ブリザーブドフラワーが「ぎょうざ」で、
データ分析が「ショートケーキ」。
ならばウェディングアイティム作りは「白鳥」かな?
華やかに見えて水中で、水かきしてるバシャバシャ必死で(笑)
コメント by トモコアンド — 2006年2月23日 @ 11:50
>トモコアンドさん
こんにちは!コメントありがとうございます。
ウェディングアイテム作りは白鳥ですかー。確かに
華やかな裏にはご苦労があるということですね。
お客さまの期待を上回るドレスや小物をお作りする
ことであっと驚かせ感動させるという意味では
「マジシャン」みたいな感じもしますね♪
コメント by 松原@インスティル — 2006年2月24日 @ 10:14
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トラックバック by Poker Tournament — 2006年8月25日 @ 19:18