私って「ア●中?」 – 某化粧品メーカー友人から言われたコトバ
先日、以前勤めていた会社のクライアント様
だった方とランチをしました。
私よりずっと年下ですが、とても落ち着いた物腰
の彼女。
現在、某大手化粧品メーカーのマーケティング
関連部署にお勤めです。
スキンケアの話題になったので、
私が25年来、乳液で有名な「アXXXX」社の商品
を使い続けていると告白したところ、
「ア社は熱烈なファンが多くて有名ですよね。
弊社の中ではA社のお得意様を密かに『ア●中』
と呼ぶ人もいます。」
なるほど、「ファン」や「信者」を超えてもはや「中毒」
レベルに到達している顧客を多く抱えているという
この表現。
ア社にとっては最上級の褒め言葉ではないだろう
か?
彼女曰く「ア社はとにかくカウンターでの顧客対応力
がきめ細かくて素晴らしいです」。
「そう思われませんか?」と彼女。
「YES!」と即答できませんでした。
なぜなら、他のメーカーのカウンターには定期的に行った
ことがないので比較のしようがなかったからです。
私がア社のカウンターでの顧客対応で最も評価しているのは、
・サンプルの配布を決してけちらない。
・サンプルの分量が十分である。
の2点です。
乳液、化粧水、美容液といったスキンケア商品は、
とにかく肌に合うか合わないかが決め手。
決して価格が安いとはいえないメーカーの商品の場合は、
「買った後で肌に合わなかった」という後悔だけはしたく
ないという気持ちが働きます。
またスキンケア商品は1回使っただけではよく分からない
ので、せめて朝夕2回使える位の分量が欲しいところです。
そのリスクを軽減してくれるのがサンプルなのです。
またメーカー側にとっても、サンプル配布は見込客を新規
顧客に転換する、また既存顧客を1ランク上のブランドラインに
上げる(アップセル)のにとても有効です。
途中1-2年の「浮気期間」はあったものの、ほぼ25年間ずっと
乳液と美容液を継続購入している私の「ア●中」度は相当な
ものと言わざるを得ませんね。
今さらながらLTVを計算するのがコワイです。

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