また一歩前進? ネットスーパーのターゲタブルな試供品配布
月3回ネットスーパーIで、S社のノンアルコール
ビールテイスト飲料を定期的に購入している我が家。
先週、届いた商品の中に1つ見慣れない缶飲料が、
このビラと共に含まれていました。
S社のライバルメーカー、SP社の新発売のノンアル
ビールの試供品でした。
興味深いことに、このビラの文言にはあえて、試供品
を届けた理由が書かれていました。
『試供品は、Iネットスーパーで2,000円以上お買い上げいただき、
さらにお酒をお買物していただきましたお客様にお送りしております。』
なるほど、と思いました。
全員ではなく酒の購買履歴がある会員だけに、
試供品を送ったこと。
これはターゲタブルなサンプリング(試供品配布)です。
ターゲタブルとは、「(配布対象者を)絞り込んでいる」
という意味です。
過去に何百と顧客購買分析を行っていますが、
お酒の購入歴のある世帯とない世帯へ、
お酒の試供品を送った場合、
お酒の購入歴のない世帯が、その試供品に
反応する確率は非常に低いです。
・お酒が飲めない。
・家庭で飲酒しない。
・今は健康上やめている。
等など、
お酒を買わない世帯には、買わない理由が歴然とあります。
従ってお酒の購買履歴がある我が家のようなネットスーパー会員に
試供品を送ったことは正しい判断であり、
その後の反応、つまり試供品を飲んで気に入った場合、
ネットで買ってくれる、という行為が高い確率で期待できる訳です。
サンプリングに無駄な費用をかけず、効率的に新商品の販促
が実施できるということです。
去年から大手総合スーパー各社のネットスーパーを利用して
いますが、
これまでは、会員全員に試供品をプレゼントという販売促進が
多かったように思います。
しかし、一歩進んで対象者を絞り込んで試供品を提供し始めた
ネットスーパー。
これからも、どんな試供品が送られてくるか、自分の購買履歴
と照らし合わせて、見てみるつもりです。
ちなみに試供品を飲んだ後、我が家が次に注文したノンアル飲料は
・・・・やはりS社の商品でした^^;。
この投稿には、まだコメントが付いていません »
このコメントのRSS
この投稿へのトラックバック URI
http://www.redcruise.com/instill/wp-trackback.php?p=2285