なぜ、自分のよさを客観的に知ることが難しいのか?
先日のブログ「【ライフスタイル系教える仕事】のマーケティング考」
お読みいただいた後のご感想やリツイートを
多く頂きました。ありがとうございました。
本日は、1点《おまけ》として補足をしたいと思います。
その2で書いた
「なぜ、自分のよさを客観的に知ることは難しいのか?」
です。
この答えは、自信を持ってお伝えできます。
自分のよさの多くは、
生まれながらの資質や
持ち前の得意なことである場合が多い故、
自然体で無理なくできてしまうので、
「これは、大したことではないのだろう。」
と、自らのよさを特別視しない からです。
従ってとても気づきにくい のです。
例えば某クライアントさんの場合は、
元々非常に文才があり、ブログを始める以前から
仕事のある分野についての考察を書きためていた
そうです。
5年前にブログ開始された後は、どんどん書くことが
思い浮かび、書き続けていったところ、
すぐにお客様から反響があり、
あっという間に仕事に結びついて、
それまでとは、全く違ったキャリアを結果として選択
されました。
「M様、本当に文章が上手で、どうしてあんなタイトルや
読者の心をつかむ言い回しが書けるのでしょう?」
と尋ねたところ、
「えっ、そうですか?僕位の文章はみなさん書けると
思ってましたよ。そんなにいいんですかねー。何が
どうよいのか、解説して下さい。」
というご返答。
また別の元クライアント様にも、彼女のよい点である
「常に試したことを徹底的に検証し改善する姿勢」を
指摘したところ、
「それって皆さんが普通にされている、当たり前の
ことじゃないんですか?」
とぽかんとした表情で聞きかえされたことをはっきりと
覚えています。
対面コンサルティングでは、3回目迄にはお客様の
客観的なよさを必ず伝えますが、大体は上記のような
反応である場合が多く、
それを知ったお客様は戸惑いながらも、非常に
嬉しそうな表情をなさるのがとても印象的です。
自分のよさを客観的に知ることは案外難しい。
“born to be ~ (生まれながらの)”
の「~」に何が入るのか。
2011年後半のスタートに、一度じっくり考えてみること
も悪くないかも知れないですね。
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