2012/6/21 木曜日

マーケティング競合分析レポートを作成した気づき

Filed under: - instill @ 23:15

昨日、今月から始まったコンサルティングのクライアント
様に基礎分析として競合企業の現状をレポートしました。

ターゲットがもろにバッティングするが、顧客ニーズは
異なるA社

ターゲットは異なるが、顧客ニーズは同じB社。

ターゲットも、顧客ニーズも同じC社。

上記の3社のマーケティング活動を7Pでまとめました。 

特に業績が絶好調のA社の、

新規顧客の獲得から維持、クロスセル・アップセルの
方法まで、実にきめ細かなマーケティングに唸りました。

特にA社とC社を比較した時に興味深い点を発見しました。

A社は設立4期目の新興企業。
C社は設立35年の老舗企業。

商品の価格帯はほぼ同じ。
商品の品質では、C社の方が断然優れています。

ですが、A社の方がより売れているのです。

その1番の大きな違いは、

顧客への接触頻度でした。

A社は非常に高い頻度で、しかも様々な手段で
顧客に接触し、また顧客からも接触されるような
努力を試みています。

例えば、今なら「雨の日の特集」。
月初なら「今月の使用パターン」。
今後に期待をもたせる「新商品入荷情報」。

時期が少しでもズレたり、型番が少なくなった商品
には「タイムセール」と「まとめ買い割引」のご提案。

等、次々と企画を立ち上げ発信しています。

また女優やタレントさんが使用して登場したTV
や雑誌も事細かくブログで伝えています。

一方C社は、全社的なメールマガジンのみ。

これでは、売上に大きな差が出るのも無理は
ありません。

いつもお客様の頭の片隅に住まわせてもらう。

特に、食品や日用雑貨といった最寄品ではない
商品カテゴリにおいては、一層その努力が企業側に
求められると改めて実感しました。

 

【東京・銀座 顧客マーケティング・コンサルティング (資)インスティル】

顧客マーケティング、通販・POS分析のことなら 東京銀座 (株)インスティル
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