‘銀座の街角で’ カテゴリーのアーカイブ

銀座の街研究会

2005年3月11日 金曜日

毎回テーマを決めて銀座を学ぶ「銀座の街研究会」という
集まりに行ってきました。今回は「通り」をテーマに銀座の各通り会の代表である老舗の社長が集まり、各通りの名前の由来や歴史、そして毎年行なわれているイベントなどについて話してくれました。

ガス灯のレプリカか飾られた「ガス灯」通り。通りの名前は銀座に来るお客さんへ募集をかけたそうですが、「煉瓦亭」のお客さんは「煉瓦通り」、「はげ天」のお客さんは「はげ天通り」とどうもみんな行きつけのお店の名前を挙げる人が多く当初は選別に困ったそうです。

「みゆき通り」は銀座で一番早く街路灯が作られた通りで、通りの両脇を照らす、その数は77本。東京大空襲の際は全てが熔銑され武器へと姿を変えた、そんな歴史があるそうです。戦後、再び作られた街路灯は現在まで三十数年もの長きに渡り、みゆき通りを照らしているそうです。

そんな、みゆき通りでは毎年4月に通り一面を使ってチューリップの花びらを敷き詰めた絵を作るイベントを開催しております。毎年、富山から届く20万本のチューリップを使って、通り会の人や一般のボランティアの人たちが作るそうです。一般の募集は新聞などで告知されるそうなので、興味のある方は是非参加してみてくださいね!今年は4/29に開催されます。

日産の裏通りにあたる「あづま通り」は、銀座の中でも最も呉服屋さんが多い通りで、17軒のうち10軒が呉服屋さんです。もともと歌舞伎や新派の役者、新橋界隈からの芸者さんたちが利用する人気の通りだったとか。通りの一角にある「あづま稲荷」は、火防・盗難守護の守り神。戦後メインストリートとして発展したあづま通り・三原小路に火災が続発したことを不思議に思った町内の人たちが調査をしたところ、その一角にお稲荷さんが祀られていた事がわかり、京都伏見稲荷大社にお参りして御霊をいただき、盛大にお祀りしたところ、以後、四十数年、全く火事にあわなくなったという事です。

今日、お話したのは勉強会で聞いたほんの一部ですが、普段あまりお目にかかることの出来ない、誰もが知る老舗の方々から聞く銀座の歴史や街への想い入れはとても貴重なお話ばかりでした。銀座を支える地元の皆様と交流し、銀座を愛用する立場から、更なる街の発展へ貢献できる事は何か、じっくり考える時間を持てました。

今後も、このblogを通じて皆さんにも銀座の歴史や文化をお伝えしますね!それではまたお会いしましょう!

カフェを探して

2005年2月19日 土曜日

銀座の裏通りには、渋い大人のカフェがいくつもあり、表通りのお洒落なカフェとはまた違った独特な雰囲気を楽しめます。午後のティータイムや一息入れたい時、素敵なカフェを探しに銀座を歩いてみませんか!

西五番街にある「武蔵野茶房 ギンザカフェー」もそんな大人のカフェ。ビルの地下2階にあるこちらのお店はカウンター席がメインの甘味喫茶です。
ギンザカフェー

鉄瓶に生けられた花や和食器が飾られた店内は何だか昭和初期にタイムスリップしたような・・・そんなレトロな雰囲気が漂います。この日はお店のおすすめ炭火焙煎珈琲とソフトクリームを注文してみました。

炭火

焙煎珈琲のいい香が店内にたちこめてしばらくすると、大きなカップにたっぷりと入った珈琲が運ばれてきました。受け皿にさりげなく添えられたお花も嬉しい。焼き物の器に、こちらもたっぷりと入ったソフトクリームは濃厚なミルクの味がたまらない。メニューには、ぜんざいやあんみつなどの他、自家製のチーズケーキなど女性はもちろん、ちょっと甘いものが食べたいという男性にもオススメです。本でも読みながらゆっくり珈琲が飲めそうな、そんなとってもくつろげるお店です。ちなみにこちらのカフェ、19時からはバータイムとなっております。

武蔵茶房 銀座カフェー
中央区銀座6-8-6木の実ビルB2F
営業時間
喫茶 10:00-19:00 (日祝11:00-21:00)
バータイム 19:00-4:00 (土19:00-24:00)
★バータイムはチャージ(1,000円)とサービス料10%がかかります。

銀座で楽しむワイン

2005年2月11日 金曜日

皆さん、こんにちは!
建国記念日の今日、約2年ぶりにラジオの生放送番組にゲスト出演しました。30分の放送時間で、GINZA STREETを立ち上げたいきさつや今の銀座などについて熱く語ってきました。この模様はまたサイトでもお伝えしますね!

さて、先日のことですが、中央FM RADIO CITY が主催した銀座のドイツ・ワインパーティーに行ってきました。会場となった銀座ワイナックスは高級ドイツワインのお店として銀座でも有名です。オーナーが厳選したドイツの高級ワインを直輸入販売しています。合成保存料のソルビン酸を使用しない、肩書きワイン以上のものを中心に自社で熟成を待ち、飲み頃をお客様に出す、という徹底したこだわりにもとても共感し、すっかりドイツワインのファンになってしまいました。

パーティーでは映画「第3の男」のテーマ曲でも知られる、楽器チターの世界的な奏者である内藤敏子さんによる生演奏などもあり、ドイツの味と文化に触れる素敵なひと時を過ごす事ができました。

写真:ラジオシティ パーソナリティーの皆さんと。
(左から緒形 典子さん、私、noricoさん、そして私が
出演した金曜日担当の福島まりこさん。)

それにしても、ワインを飲むと大抵翌日は頭痛に悩まされる私ですが、合成保存料ソルビン酸を使っていない、ワイナックスのドイツワインでは、これがまったくなかったのにも驚きました。バレンタインやホワイトデーのプレゼントに美味しいドイツワイン、おすすめです!

高級ドイツワイン専門店
銀座ワイナックス

中央区銀座6-11-14
アセンド銀座6丁目1階
TEL 03-3573-0179

銀座で七福神めぐりを

2005年1月11日 火曜日

皆さん、こんにちは!hollyです。今年も「hollyの銀座めぐり」をどうぞよろしくお願い致します。

連休も終わり、今週からお仕事も本格的に忙しくなりそうですね。さて、今日は鏡開きでしたね。鏡開きとは、旧年の無事を感謝しながら、神様に供えた鏡餅をお下がりとしていただくという、もともとは武家の間で行なわれていた習慣が広まったものだそうです。また、刃物で切る事は縁起が悪いとされ、金づちで割り開き、一年の健康と発展を祈っていただくという事が受け継がれてきました。でも、今はパックされた鏡餅を飾られているご家庭も多いので金づちで割るというのは難しいですよね。

鏡開きのように年の初めには何かと縁起のいいものが気になりますが、皆さんは銀座にも七福神があるのをご存知ですか?商売繁盛、家内安全、不老長寿など様々な願いをかなえるといわれる七福神。銀座では、デパートの屋上や表通りから少し入った通りでお参りできます。銀座にお出かけの際に探してみるのも楽しいですよ。

銀座の七福神

1,宝童稲荷神社(恵比寿神)中央区銀座4-3
2,銀座稲荷神社(毘沙門天)中央区銀座2-6越後屋ビル
3,幸稲荷神社(弁財天)中央区銀座1-5
4,朝日稲荷神社(布袋尊)中央区銀座3-8
5,かく護稲荷神社(寿老人)中央区銀座6-10 銀座松坂屋屋上
6,銀座出世稲荷(福禄寿)中央区銀座4-6 銀座三越屋上
7,あづま稲荷神社(大黒天)中央区銀座5-9

新年へのカウントダウン

2004年12月26日 日曜日

クリスマスも終わり、もう少しで新しい年がやってきます。皆さんにとって今年はどんな年だったでしょうか。1年はあっという間ですが、過ぎ行く年を振り返ってみれば、嬉しいこと、楽しい事、そして辛かったこと、あっという間と感じるわりには色々体験しているものですね。

クリスマス一色につつまれた銀座の街も今度はお正月の飾り付けに模様替え。新しい年を迎える準備が進みます。毎年行列が出来る百貨店の福袋も各店趣向をこらした内容で準備も完了。そのほか銀座の各店でも初売りに向け準備が進んでいるようです。

さて、そんな銀座で毎年行なわれる素敵なカウントダウンをご存知ですか?

銀座4丁目の名所”和光”の時計塔では新年を迎える約45秒前になると2005年のプロローグを奏でるチャイムが鳴り響きます。チャイムが鳴り終わる午前0時、12打の鐘の音とともに和光の時計塔と建物全体がライトアップされ、新しい年の幕開けを祝うのです。深夜の銀座に浮かびあがる幻想的で美しい和光の時計塔を眺めながら銀座で迎える新年も素敵ですよ。

銀座でカウントダウンを見た後は初詣に!
東京メトロでは大晦日から元旦にかけての終夜運転が実施
されます。詳しくは東京メトロのサイトで。

それでは皆さん、よいお年を!
また新しい年にお会いしましょう。