日本テキサス・インスツルメンツは、ビル、工場やグリッドにおける通信への需要増加に対応して、新しいSimpleLink(tm) ワイヤレス・マイコン製品と有線用マイコン製品を発表しました。これらの新型デバイスは、業界をリードする低消費電力と、Thread、Zigbee(r)、Blietooth(r) 5や Sub-1GHz向けのマルチスタンダードとマルチバンドの通信を同時に提供します。拡張されたSimpleLinkマイコン製品プラットフォームは、より大容量の内蔵メモリと、制約のない通信オプションを提供するとともに、Arm(r) Cortex(r)-M4をベースとしたTIマイコン製品との間で100パーセントのコードの再使用が可能で、センサ・ネットワークを拡張し、クラウドへの接続を実現します。詳細に関してはこちらをご覧ください。
http://www.tij.co.jp/simplelink-pr-jp
TIでは、SimpleLink マイコン製品プラットフォームでの製品開発を支援するため、サポート中の業界標準やテクノロジについての概要やトレーニング・チュートリアルを含む、包括的、かつインタラクティブな学習体験を提供するSimpleLink Academyを提供しています。
供給と価格についてSimpleLink マイコン製品を搭載し、製品開発期間の短縮に役立つ複数のTILaunchPad(tm) 開発キットは、TI store や販売特約店から供給中です。『LAUNCHXL-CC26X2R1』、『LAUNCHXL-CC1312R1』と『LAUNCHXL-CC1352R1』は、それぞれ単価(参考価格)39.99ドルで供給されます。『MSP-EXP432P4111』の単価(参考価格)は 17.99ドルです。
TIの新しいSimpleLink マイコン・デバイスはTI store と販売特約店から供給されます。パッケージと1,000個受注時の単価(参考価格)を、次の表に示します。
型番 | パッケージ | 1,000個受注時の単価 (参考価格) |
---|---|---|
CC1312R | 7mm2 QFN | 3.89ドル |
CC1352R CC1352P* |
7mm2 QFN 7mm2 QFN |
4.73ドル 5.25ドル |
CC2652R | 7mm2 QFN | 3.05ドル |
CC2642R | 7mm2 QFN | 2.65ドル |
MSP432P4x1V MSP432P4x1Y MSP432P4x11 |
9mm2 QFN 16x16 LQFP |
4.50ドル 5.18ドル 5.99ドル |
* 2018年第3四半期に供給予定
SimpleLink マイコン製品プラットフォームに関する情報TIのSimpleLinkマイコン製品プラットフォームはIoT向けのアプリケーション開発のために、フレキシブルなハードウェア、ソフトウェア とツール・オプションを提供する単一の開発環境です。SimpleLinkマイコン製品エコシステムは、いずれのデザイン・ライフサイクルにおいて、単一のソフトウェア・アーキテクチャ、モジュール開発キットや無償のソフトウェア・ツールを備え、RS-485、Bluetooth(r) low energy、Wi-Fi(r)、Sub-1 GHz、6LoWPAN、 Ethernet、RF4CEやRF規格などの広範な通信規格およびテクノロジをサポートするマイコン製品のポートフォリオにおいて、100パーセントのコード再使用を可能にします。
SimpleLinkマイコン製品は、お客様のコネクテッド製品のポートフォリオの拡充を目指し、容易な開発とリソースのシームレスな再利用をサポートします。詳細についてはこちらをご参照ください。
※SimpleLinkおよびLaunchPadは、Texas Instruments Incorporatedの商標です。その他すべての商標および登録商標はそれぞれの所有者に帰属します。
テキサス・インスツルメンツは(本社:米国テキサス州ダラス、会長、社長兼CEO:リッチ・テンプルトン、略称:TI)は、未来のイノベーションを生み出すアナログICおよび組込みプロセッサを主に開発設計・製造するグローバルな半導体企業です。未来を変革する10万社にのぼるお客様を支援しています。当社の情報はホームページ(http://www.tij.co.jp)をご参照ください。
日本テキサス・インスツルメンツ(本社:東京都新宿区、社長:田口倫彰、略称:日本TI)は、テキサス・インスツルメンツの子会社で日本市場における外資系半導体サプライヤです。当社に関する詳細はホームページ(http://www.tij.co.jp )をご参照ください。