レッドクルーズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:保延裕子)は、同社が運営する企業プレスリリースポータルサイト「JPubb(ジェイパブ)」に、2月8日、独自方式でまとめたプレスリリースの書き方を掲載開始しました。(1)主要テーマごとに盛り込む内容を具体的に整理したほか、(2)プレスリリース作成からメディア掲載に至るまでの段階ごとに注意ポイントを整理しました。これにより、プレスリリース配信に慣れない企業にとって役立つ実践的な内容としました。中小企業など広報活動を開始したいとする企業が増加している状況に対応するものです。
JPubbは、上場企業をはじめとする企業のプレスリリースを業種別、都道府県別、上場市場別、企業別に検索、閲覧できるサイトです。JPubbはプレスリリースポータルサイトとしての利便性向上を図っており、今回の取り組みもその一環です。
これまでプレスリリースを配信する企業は、専属の広報スタッフを抱え予算を組んでいる大企業や外国の大手企業の日本法人が中心でしたが、最近は、専属の広報担当者を置かない中小・ベンチャー企業やこれまで広報活動に積極的ではなかった大手企業などがプレスリリースによる積極的な情報発信を目指すケースが増えていると思われます。これはインターネットを用いた安価な配信サービスやソーシャルメディアなどによるプレスリリース情報の伝播手段が出てくるなどプレスリリース配信のハードルが低くなっているためと思われます。しかしながら、主要メディアに掲載されるためには、知っておくべきルールや必要なノウハウがあるため、JPubbでは主要メディア掲載を真剣に目指す企業に参考にしていただくために、今回独自に分類、整理した方法論を公開しました。
JPubb掲載の「プレスリリースの書き方」の特徴は次の2点です。
特徴1.主要6テーマについて盛り込む内容を具体的に整理:プレスリリースのテーマとして一般的な次の6テーマについて、本文に盛り込むと効果的な項目をワンポイントアドバイスを添えて整理しています。
特徴2.プレスリリース作成からメディア掲載に至るまでを5段階に分け注意ポイントを整理:報道関係者が毎日山ほど受け取るプレスリリースの中で自社のプレスリリースが選ばれるにはどうしたらよいかは常に広報担当者の最重要課題です。JPubbでは、プレスリリースのテーマ選びから配信完了までの一連の手順を5段階に分け、各段階での留意点や思わぬ落とし穴を、第1~第5関門としてまとめています。
JPubbは2009年9月8日に公開され、上場企業約3800社のうち製品やサービス関連のプレスリリースを発行する約1600社を網羅(もうら)するほか、同11月16日には一部の非上場企業や外資系企業のプレスリリースの掲載も試験的に開始しました。JPubbにはすでに119,975本(2010年2月8日午前11:15時点)のプレスリリースが掲載されています。JPubbは、レッドクルーズ独自開発のコンピュータプログラムによって企業のプレスリリースを常時自動的に収集、表示しています。
レッドクルーズは企業と消費者などを結ぶ次世代型コミュニケーションサービスを提供する企業です。「企業が消費者に一方的に情報を見せたり送り込むのではなく、企業と消費者がもっと有機的にコミュニケーションするための仕組みづくりを実現しよう」という理念のもと、RSSなどの次世代型技術に着目しています。エンドユーザー向けには、「RSSを遊ぶ。」コンセプトのもと、提案型のRSSフィード検索サービス、RSSリーダー「eクルーザー」、女性向けRSSリーダー「プティパレット」、ブログパーツ「ログログシール」などを提供しています。企業向けには、包括的RSS配信ソリューション(RSS生成、配信、オンラインRSS編集ツール「editCruiser(エディットクルーザー)」、RSSをブログに表示するブログパーツ、ログ解析、コンサルテーションなど)を提供しています。RSSリーダー「eクルーザー」は、採用企業間で読者とコンテンツを共有するプラットフォームが特徴で、総ダウンロード数が約200万件を越えています。2009年9月、プレスリリースの検索と閲覧ができるポータルサイト「JPubb(ジェイパブ)」を開設しました。