レッドクルーズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:保延裕子)は、同社が日英2ヶ国語で運営する企業プレスリリースポータルサイト「JPubb(ジェイパブ)」において、このほどテストを経て、日本企業の英文プレスリリースを31業種別(※注1)にTwitter(ツイッター)で配信開始しました。
最近では社内公用語を英語にする計画の日本企業も出始めるなど、経営のグローバル化への注目が高まっています。このような中レッドクルーズは、日本の企業や産業の動きを海外のメディアやステークホルダー(利害関係者)に直接伝えるオープンで新しい情報発信インフラとしてJPubbの英文サイトを運営し、今回、操作性向上のため、Twitter配信を開始しました。
JPubbは、上場企業約3800社のうち製品やサービス関連のプレスリリースを発行している1600社、および、非上場企業約100社の合計1700社による約15万本超(7月26日時点、日英合計)のプレスリリースの中から、業種、都道府県、上場区分、企業名、発表日時に応じて横断的に閲覧、検索できる専門サイトです。JPubbの英語版サイト( http://www.jpubb.com/en/ )では、このうち英文プレスリリースを発行している、379社(上場企業351社、非上場企業28社)の英文プレスリリースを掲載、一日20~30本程度の英文プレスリリースを配信し、88カ国(※注2)の読者に読まれています。
日本国内では経済が成熟し内需に頭打ちの傾向が見られる一方で、中国やインドなど巨大な中間所得層が生まれつつある新興国市場でのチャンスが拡大しています。グローバル規模での新たな競争の時代を迎えている日本企業が、製造、販売、開発、人材登用、資金調達等の拠点として海外を重視するに伴い、海外向け情報発信の重要性も同時に増していくと思われます。
JPubbは、独自開発のコンピュータプログラムによって各企業の公式サイトからプレスリリース情報を常時自動的に収集し、サイト掲載する仕組みが基本となっています。米国では、大手企業の社名を使った偽りのプレスリリース発生による誤報騒ぎが実際に起きています。JPubbは、企業の公式HPから直接情報を取得しているため、このような「なりすまし」のリスクを回避しています。
なお、JPubb日本語版プレスリリースのTwitter配信は2010年3月に開始され、本日時点で2666人にフォローされています。
※注1: JPubbのTwitter配信では、プレスリリースを31業種に分けて配信しています。JPubbでは、証券取引所で用いられる業種区分(証券コード協議会が定めるもの、全33業種)を採用しており、そのうち陸運、海運、空運を統合し計31区分として提供しています。非上場企業については、ユーザーにとっての利便性確保の観点から上場企業の業種区分に合わせてJPubbが独自に分類しています。JPubbの31業種:水産・農林、鉱業、建設、食品、繊維、パルプ・紙、化学、医薬品、石油・石炭製品、ゴム、窯業、鉄鋼、非鉄金属、金属製品、機械、電気機器、輸送用機器、精密機器、その他製造、銀行、保険、証券・商品先物取引、その他金融、小売、卸売、不動産、陸運・海運・空運、倉庫・運輸関連、情報・通信、電力・ガス、サービス
※注2:アクセスが最も多い国(日本を除く、直近一ヶ月):アクセスが多い順に、1.米国、2.中国、3.台湾、4.香港、5.シンガポール、6.韓国、7.タイ、8.英国、9.オーストラリア、10.ベトナムとなり、アジア圏の日本への関心の高さをうかがい知ることができます。
JPubbは2009年9月8日、プレスリリースの閲覧と検索のための日英2ヶ国語対応ポータルサイトとして公開されました。企業が直接発信する情報であるプレスリリースを通じて、日本の産業や企業の動向を伝えることを目指す新しいメディアです。JPubbでは上場企業約3800社のうち製品やサービス関連のプレスリリースを発行する約1600社を網羅(もうら)するほか、同11月16日より一部の非上場企業や外資系企業約100社のプレスリリースの掲載も試験的に行っています。JPubbは、レッドクルーズ独自開発のコンピュータプログラムによって企業のプレスリリースを常時自動的に収集、表示しています。
■レッドクルーズ株式会社についてレッドクルーズは企業と消費者などを結ぶ次世代型コミュニケーションサービスを提供する企業です。「企業が消費者に一方的に情報を見せたり送り込むのではなく、企業と消費者がもっと有機的にコミュニケーションするための仕組みづくりを実現しよう」という理念のもと、RSSなどの次世代型技術に着目しています。
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