中岡望の目からウロコのアメリカ

2005/5/5 木曜日

4月のブログの利用状況:掲載原稿数は100件を越え、ヒット件数の増加は続く

Filed under: - nakaoka @ 11:09

4月のブログの利用状況をお知らせします。4月にアップした原稿の数は9本ですが、後半は仕事が忙しく、あまり頻繁にアップできませんでした。が、ヒット件数は引き続き増えました。すこしずつ読者の幅が広がっているのでしょう。4月のヒット件数は21万6431件です。ちなみに3月は17万0305件、2月は12万9332件、1月は12万0970件でした。ただ5月に入って連休のせいと、原稿のアップが少なかったせいか、ヒット件はやや低調なようです。5月も忙しい日が続きそうで、あまり原稿を書く時間は取れないかもしれませんが、どのメディアにも載っていない内容や、メージャーなメディアよりも迅速に原稿を書けたらと思っています。たとえば、今日の新聞の朝刊に「FOMCの8回目の利上げ」の記事が掲載されていますが、本ブログでは1日前に記事を掲載しており、その内容も新聞記事よりもはるかに充実したものであると自負しています。以下、4月の利用状況の詳細を説明します。

4月
ヒット件数:21万6431件
ユーザー数: 7万8521名
リピート率:     21%

3月
ヒット件数:17万0305件
ユーザー数: 5万5814名
リピート率:     24%

2月
ヒット件数:12万9332件
ユーザー数: 4万2992名
リピート率:     25%

1月
ヒット件数:12万0970件
ユーザー数: 3万8257名
リピート率:     26%

「ヒット件数」よりも「ユーザー数」のほうが重要な指標かなと思っています。4月のユーザー数は7万8521人ですが、それだけの数の人が読者として存在するわけです。長い間、雑誌の編集者をしてきましたが、超メージャーな雑誌を別にすれば、これだけの読者を獲得することは容易ではありません。その読者が、1ヶ月に何度かブログをチェックして、原稿を読んでおり、それがヒット数の増加に繋がっているのでしょう。

4月に読まれた記事のトップ15
1位 ドル安で儲ける”投資の神様”ウォーレン・バフェット
2位 ライス国務長官の上智大学での講演と拙稿「ライス長官の下でアメリカ外交政策はどう変わるか」
3位 国連改革の陰の部分:「ボルカー報告」が明らかにする国連の腐敗
4位 ボルトンの上院での国連大使承認を巡る最後の攻防
5位 「国連改革」とアメリカの主張:日本の安全保障理事会の常任理事国入りをどう考えるか
6位 突出する日本の米財務省証券への投資
7位 ホワイトハウスで初めて記者証を得たブロガーの物語
8位 日中の対立をどう解消すべきか:米学者フランシス・フクヤマの提言
9位 グリーンスパン連邦準備制度理事会議長の国際金融講座(最終回)
10位 米連邦公開市場委員会(FOMC)の「議事録」から見たアメリカ経済の現状
11位 ”聖者(セイント)”になる方法を教えます:高まるヨハネ・パウロ2世の聖者推薦の声
12位 2008年の大統領選挙は”女の戦い”か
13位 国連の新ライス・チームの誕生でアメリカの外交政策に変化が出るのか?
14位 日米の外交防衛協議をどう理解すべきか:「2プラス2」の共同声明全文
15位 書評:中西輝政『アメリカ外交の魂』

4月の特徴は、国連改革に対する記事とライス国務長官の記事が頻繁に読まれていることです。政治と経済の記事が多くなっていますが、できればもっと文化や社会問題を取り上げたいと思っています。

4月末で掲載原稿の数は100件を越えました。4月末の掲載記事の件数は102本で、4月中に読まれた記事の本数は98本です。ですから、以前に書いた原稿も頻繁に読まれています。これは、記事の内容が時間が経っても陳腐化していないためであると自負しています。

なおヒット数などの統計は「StatTraq」によって集計されています。

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