中岡望の目からウロコのアメリカ

2005/2/3 木曜日

2005月1月のブログのヒット状況:ヒット件数の倍増が続く

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このブログを10月に始めてからほぼ4ヶ月が経ちました。2005年1月末まで書いた記事の本数は合計で67本になります。ほぼ2~3日に1本書いてきた計算になります。最初に書いた原稿が「ブッシュの強弁とケリーの詭弁」というやや刺激的なタイトルでした。毎回、書きたいことだけを書いてきました。記事が累積するとともにヒットの件数も確実に増えてきました。記事が100本になると“クリティカル・マス”に到達し、新しい局面に入ると予想しています。既にその兆候が出ています。1月に入ってヒット数は急激に増加しています。1月12日のヒット件数は過去最高の「6199件」に達しました。年明けから明らかに何かが変わってきた感じがします。特に「総目次」をつけてから、過去の記事に対するアクセスが確実に増えています。以下、ヒット状況、読まれた記事のランキングを報告します。なお、本ブログを「お気に入り」に加えるか、レッドクルーズの紹介ソフトをダウンロードしていただければ幸いです。なお次回は「諜報社会アメリカの現実」(仮題)を書く準備をしています。

1月の状況
ヒット件数:12万0970件
ユーザー数:3万8257人
Stickiness(リピート率):26%

12月の状況
ヒット件数:6万7426件
ユーザー数:2万0218人
Stickiness(リピート率):29%

11月の状況
ヒット件数:4万3773件
ユーザー数:1万4611人
Stickiness(リピート率):25%

数字から分かるように11月、12月、2005年1月と、月ごとにヒット件数は“倍増”しています。もう1つの大きな特徴は、前述のように過去の記事に対するアクセスが増えていることです。1月の場合、読まれた記事は「60本」に達しています。連絡事項的な記事を除けば、過去に書いた記事がすべて読まれているということになります。4ヶ月前に書いた記事も引き続き頻繁に読まれています。これは、単に目先の議論だけではなく、問題の本質をできるだけ書いてきたことで、時間が経っても記事の新鮮度が落ちないということではないかと自負しています。

1月の読まれた記事のベスト10
1位:「国務省の新ライス・チームの誕生でアメリカの外交政策に変化がでるか?
2位:「政治家アーノルド・シュワルツネガーを採点する:将来の大統領候補になりえるか?
3位:「2005年の抱負:日本にも必要はAlternative Journalism
4位:「重要な役割を果たすホワイトハウスのスピーチライター:辞任が決まったシーフ・スピーチライター・マイケル・ガーソン
5位:「ホワイトハウスの二人の陰の実力者:アンドリュー・カード首席補佐官とカール・ローブ政治顧問
6位:「2000年と2004年の大統領選挙での宗教票の動向
7位:「見えてきたブッシュ政権の経済政策チーム:アラン・ハバードが国家経済委員会ディレクターに就任
8位:「アメリカにおける政治と宗教の分離の新しい問題
9位:「メル・ギブソンは反ユダヤ主義者か:アカデミー賞受賞候補作品発表直前に
10位:「ウォーレン・バフェット、ヘッジ・ファンド、ビル・ゲーツ、そしてドル相場の見通し

1月にアップした原稿は11本です。1月の後半にアップした原稿で10位以内には入っていませんが、非常に良く読まれているのに「アメリカの軍事戦略を考える:軍の増強を求める保守派の議会指導者への公開質問状」(1月30日アップ)があります。今、3日の深夜1時半です。今日の今の段階で、この記事は一番読まれています。

ちなみに11月の1位は「アメリカ大統領選挙の分析(2):スイング・ステートの動向が結果を決める」でした。また、12月の1位は「アメリカの保守主義をどう理解すべきか」でした。これはブログ的ではない長い原稿(講演録)ですが、読者の関心が非常に高いテーマだったようです。

今後とも刺激的な原稿を書いていくつもりです。仕事の締め切りに追われる状況が続いており、十分に調査できないまま執筆しなければならない場合もありますが、ジャーナリストの目でアメリカを分析し続けていくつもりです。少しでも「知らないアメリカ」を皆さんに伝えることができればと思っています。「ドル下落」に関連する連続の記事がまだ終っていないなど、気がかりなことも残っています。そうした議論も時間ができれば、間は開きますが、最後までちゃんと書くつもりです。

本ブログはまったく無償で行なっており、私の「ジャーナリストとしての発表の場」であり「個人的な主張の場」でもあります。たくさん読んでいただければ、それだけ面白い物を書きたいという意欲が沸いてきます。今後ともよろしくお願いします。

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